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October 1, 2006
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カテゴリ:カテゴリ未分類

昨日の夜中、ボーっとテレビを見ていたら、
「人食い鮫にいどむ男たち」と始まりました。

舞台は石垣島。
「最近漁獲高が減っている」
「鮫による島の漁業の損失は年間1億円」
「サメが全部喰っちまう」
と島の漁師がインタビューを受けていました。

カメラは鮫退治の漁に同行。
江守徹さんのナレーションが
「島の人々の魚を食い荒らし、時には人間をも襲う凶暴なサメ。
 これから壮絶な男たちの闘いが始まる!」


「アホか」と...


悲しくなるような軽薄さ。

別に鮫漁をする島の人々を批難するつもりはありません。
同じエサを狙うライバル同士の戦いは、自然界でもあること。
(ま、まず相手を殺すまでには至りませんが・・・)
でも、そこに正義もなければ、
鮫は『凶悪』な存在でもありません。
特に人間がやることであればなおさらのこと。


文明が発達していなかった昔、
漁師が鮫と闘い、鮫の歯を「強さ」の象徴として
装飾品にしていました。
その頃はまだいいです。
でも、人間の圧倒的な破壊力が、
地球上に様々な問題を起こしている現在、
鮫漁をそういう切り口でとらえるって、あまりに低俗。
まだこんなことやってるんですね、テレビって。

自然への畏敬の念や感謝の気持ちはどこ行っちゃったんでしょう。
いや、どちらかというと、島の人々や一般の人のほうが、
そういう気持ちを思い出している人が増えています。
メディアがいつまでも勧善懲悪劇をやってる。

物事を伝えるのは、どう伝えるかが重要なはずです。
プレーンな事実を伝えるだけならそれだけで。
そこに何らかのメッセージ性を乗せるのであれば、
それによって人々の価値観が影響を受けることを考えてほしい。


3m以上の鮫を次々と釣り上げ、港に帰る漁船。
「こうして島に平穏な日々が戻った」
「仕留められた鮫は、飼料などに有効利用される」


「はぁぁぁ...」っとタメ息。


富戸や壱岐の漁師たちも、
イルカを「害獣」ととらえて、イルカ漁をしています。
「仕留められた」イルカたちは、まず水族館が何頭かを選んで購入し、
残りのほんとんどは家畜の飼料にされます。


魚が減っていることが、
誰のせいなのかまだ気づかないのでしょうか?

このままじゃヤバい。
絶対にヤバい。






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最終更新日  October 1, 2006 06:43:25 PM



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