ポケットの中にいつも少女

年の夜です今晩は。仕事納めの28日の夜に３時間かけて書いた記事が一分の時間差でメンテに引っかかり吹っ飛んでしまいヤサグレていましたが、さすがに最後のご挨拶ぐらいは…と思い出てきました。
年の後半は昨年以上にグダグダで、にもかかわらずたまに記事を上げれば覗きにきてくれる皆さんに、本当に助けられました。ありがとう、ありがとう、ありがとうです。


今年は休みが長いので、既に大掃除も済ませ年賀状も25日に投函し、ありえないくらいに清清しく新年を迎えられそうです。
ここ3日は朝起きる時に涙がダダ漏れたり変な動悸がして30分も一時間も起き上がれなかったりということもないし、夜も1、2回くらいしか目が覚めないし。
楽天さんも年末にした注文の本を予想外に早く届けてくれて、ウハウハです。
前回の続きで「メディアミックスその弐」の「しゃばけ」もあるんですが、こちらは来年に回し（笑）新刊の一冊が、締めを飾るに相応しかろうという事でご紹介。


金魚屋古書店（6）
前にちらりと書いた事がある、とある漫画専門古書店に集う人々の物語に実在の漫画を絡めた、漫画好きにはぜひ読んでいただきたいこの作品ですが、今回はついにBL作品の登場です。
裏表紙のお取り扱い作品では
「気になる男性にあげた、恋人同士が天寿を全うするBL漫画」と紹介されていますが、これだけでもピンと来る人多いんじゃないでしょうか。
そう、まんだ林檎さんの「コンプレックス」シリーズ、今はなきビブロス刊です。
画像探したけど、文庫出してた朝日ソノラマさんも倒れたので出てきません。ありえねぇ…!!
この作品そのものもある意味極めてますし、これをうまく絡めた金魚屋の話も勿論ウマいんですが、なによりこの回の主人公・の台詞の一つがあまりに本質を突いているので、最後にその台詞を引用させていただきます。

「あたしね、ボーイズラブがないと生きていけないの。」

皆さん、よいお年をお迎えください。