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システムエンジニアの徒然日記

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2009.09.27
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カテゴリ:カテゴリ未分類
システムエンジニアに限らず、会社にはいろいろな評価制度があります。

私の会社は、自己申告とも呼ばれる、今期の自分の評価を付けたり、取得した資格などを報告することによって、数値的に表し、上司が評価を付けます。

評価は、賞与(ボーナス)や昇給にも影響するため、サラリーマンにとって重要なものです。

一般にスキルの高い人は仕事が早く、残業も少ないです。
これを残業の多い人が評価が高いのであれば、仕事を早く済ますだけ損だと仕事をしないか、最悪は辞めていきます。

前の会社に、システムのあるモジュールを構築したエンジニアがいました。
その会社のエンジニアが何人集まっても構築できないモジュールです。
その方の評価は周りに比べて低く、仕事や成果が評価されていない、残業の多い人たちの評価が高くなっていました。

この人がいなければ、システムが動きませんでした。
上司のスキルが低く、価値がわかっていませんでした。
そして、しばらくして、そのエンジニアは会社を去っていきました。

エンジニアが何人集まっても不可能なものを作るエンジニアは大変貴重な存在です。
ここまで貴重なエンジニアを評価できなかったのは、上司と会社のミスです。


1人1人のスキルや業務ボリュームを正確に把握している上司がどれほどいるでしょうか。

システムに精通していて、エンジニアの貢献度を把握できている上司なら言うことはありませんが、あまりお目にかかったことがありません。

少なくとも私の上司は、メンバーの貢献度について全く把握できていません。
また、スキルについてもです。

ある上司に言われたのですが、正確に評価することは不可能だと言うのです。

誰かを上げれば、誰かを下げなければいけない評価制度は、誰もが満足のいく評価は不可能なのです。
人を正確に評価できる人もいないのです。

それからは気が楽になりました。

ただ、評価に不満しかないなら、自分の価値を認めてくれないと感じたら、その会社にいる必要もないと思います。
満足か、不満か、人それぞれですが、会社の風土はなかなか変わるものではありません。





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最終更新日  2009.09.28 00:11:38
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