カテゴリ:撮影・編集あれこれ日記
結婚式の1日、何度も見たくなる映像で残すお手伝い お問い合わせはコチラ からの続きです、 Wedding Kissの結婚式ビデオが所謂記録とどう違うのか?映像を元に説明して行きたいと思います。 以下のサンプル映像をご覧下さい。 すみません、結婚式のビデオ映像ではありません(^^;。 自分の映像はお客様の許可を得たもののみネットで公開しています、またYou Tubeなどで公開されている誰かの結婚式の映像を勝手に持ってくることも出来ないので、とりあえず一般的に販売されている(いた)有名バンドのライブ映像をサンプルに説明させて頂きます。 映画ではなく、ライブの映像を選んだのは、結婚式というのはある意味「ライブ」と同じと考えたからです、つまり「1回のみ、取り直しが効かない」等々です。 そして今回のサンプルである、ピンクフロイドの「光~パーフェクトライブ」というビデオですが、これはブログのタイトルにあるように、最低最悪のライブビデオです。 ご覧頂いて分かるように、ライブビデオなのに演奏している姿が全く分かりません。カット変わりが全てオーバーラップ(ディゾルブ)という効果で処理されています。 Wedding Kissのオープニングやエンディングもカット変わりにはオーバーラップを使用していますが、このピンクフロイドのライブビデオでは、変わり目だけでなく、ほぼ全てのシーンがオーバーラップ処理されているのです。 全てのシーンがオーバーラップ処理されている! メチャクチャです、この1曲だけではないのです、コンサートの1曲目からラストの曲まで、ほとんど全てこの調子で処理されているのです。 結果、演奏している姿、プレイヤーの表情、手先のアップなど全シーンがあやふやになり、見たいと思うシーンをひとつも見ることが出来ません。ピンクフロイドと言うと幻想的と言えなくも無いと思うのですが、それだけのイメージでこのメチャクチャな編集は本当に酷いことです。 こんなのライブビデオじゃない! この 見たいシーンを見ることが出来ない・・・、結婚式のビデオでもありがちなことです。 イベントに撮影が追いつかないと言うビデオカメラマンの技術的な問題ももちろんありますが、タチが悪いのがちゃんと撮れる筈、撮れている筈なのに、作り手の勝手な演出、思い込みで、新郎新婦のお二人をはじめ結婚式の映像を見る人達が見たいと思うシーンが見られないようにしてしまうビデオを良く見かけます。 結婚式のビデオ映像で見たいものって、何でしょうか? ビデオ映像がスタートしても、いつまで経っても花嫁さんの姿が出てこない、出てきたと思ったら後ろ姿だったり、どアップ過ぎて表情も分からない、さすがにピンクフロイドのように全編そのようなことは無いと思いますが、一見綺麗にまとめた編集なんだけど、見たいシーンが見られない、と言う本末転倒なことがないようにしなければなりません。 ピンクフロイド「光~パーフェクトライブ」は何も印象に残らない、ダメビデオとして、その後全く見ることがありませんでした、だって見たいところが無いんですもの。 こんなことが結婚式のビデオでは無いようにしなければと、以来ずっと肝に銘じている次第です。 次回もダメ映像のサンプルです(笑)。 __________________
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Last updated
2017.08.20 21:01:32
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