カテゴリ:雑記
結婚式の1日、何度も見たくなる映像で残すお手伝い dapandaさんが撮ってくださった、結婚式撮影中の私です。 ここんとこ、ちょっと消極的なお話をしていますが、これもついでに書いちゃおうと思います。 これから結婚式を挙げられるお二人が挙式や披露宴をビデオや写真で残したいと考えた時に選択肢として、 ・会場の専属業者 ・ネットなどで撮影注文を受ける外部撮影業者 ・そして私のようにフリーランスとしてお客様から直接ご依頼を頂いて撮影するビデオ&写真のカメラマン 業態としてはこの3種で良いかと思います。 ネットなどで色々と調べていると、上記の3業態全てが同じアピールをしていて、どこに依頼にしていいのか分からなくなってしまうと、良く聞いたり目にしたりしますね。 曰く、「うちのカメラマンはベテランです!」 これは当然と言えば当然で、うちのカメラマンは新人ですとか、キャリアは長いですが腕はそれほど良くありません、なんてアピールはしません(^^;。 今回書きたいのは、上記3業態のどこが一番良いかではなくて、もっと本質的な部分です。 いったいベテランカメラマンって何人いるんでしょう? いつもはビデオカメラマンと写真のカメラマンを分けてお話ししていますが、今回は便宜的にカメラマンと一括りにします(本当は写真屋なんかと一緒にされたくない!なんちゃって)。 私が東京在住でメインの撮影エリアは東京都内、埼玉、千葉、神奈川ですので、東京近郊をイメージしてみます。(出張撮影も承っています、福島、静岡、長野、兵庫、群馬などなどの撮影実績がございます)。 東京近郊の結婚式場って何件くらいあるでしょうか?100件?200件? 所謂結婚式場(専門式場)、ホテル、ハウスウェディング、レストランなどなどスタイルも色々ありますので、100や200ではないと思いますが、とりあえず200としましょうか。 ハウスウェディングなど一日一件のみと言う会場もありますが、逆に大きな式場やホテルなど一日に5件くらいあるところもありますので、これもとりあえず一日に3件と大雑把に仮定します。 会場200 × 一日3件 これだけで、なんと600件! 1件の撮影を担当するのが、ビデオ(記録)、ビデオ(エンドロール)、写真と3人として、 600件 × カメラマン3人 = 1,800人!!! せ、せんはっぴゃく人!?相当適当な計算ですが、1,800人ですよ! いやいや東京の人口から言っても1,800人なんて大した数じゃないでしょ?と思われるかも知れませんが、カメラマンと名のつく人が結婚式だけを撮影している訳ではありません。 発表会だったり七五三だったり、各種イベントやテレビ、報道などなど、こう考えると東京の人口の1割くらいの職業がカメラマンなんじゃないかと思います(大袈裟)。 そしてこれを東京近郊だけでなく日本全国に拡げると、日本にはいったい何人の職業カメラマンがいるのでしょうか? 5千万人くらいがカメラマンなんじゃないですか?(笑) ・・・数学が苦手なもので仮定に説得力がありませんが、要するに考えている以上にカメラマンの人数が必要なことが分かって頂けると思います。 ベテラン、中堅、新人、見習い、アマチュアのバイト、 全体像が把握出来ないので上記の実力分布もどのようになるか全く分かりませんが、一般的に考えてベテランが少ないのはイメージ出来るかと思います。 前述のように専属とかフリーとかカメラマンの業態に関わらず、ベテランと言う人が貴重な存在なことを想像して頂いた中で、問題はご自分の結婚式の撮影を誰が担当するかと言うことです。 特に今のような秋の結婚式ハイシーズンだと結婚式の件数も多く、その分カメラマンの人数も必要になります、とにかく頭数だけ揃えるのはハイシーズの結婚式撮影カメラマンのあるあるです、もう何十年も前からのあるあるです(^^;。 ビデオや写真の出来が良ければ、ベテランであろうが新人であろうが問題無いと思います、でもそれはあくまで結果論。 これはおそらくカメラマンだけでなく、ヘアメイクだったり、司会者さんだったり、結婚式と言う特殊な業界においてはどの職種でも当てはまることだと思います。 とにかく、皆が皆ベテランと言うことは無い と言うのは頭に入れておいても良いことだと思います、参考になれば幸いです。 __________________
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Last updated
2018.11.02 07:00:09
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