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2020.07.14
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カテゴリ:雑記
​​​結婚式の1日、何度も見たくなる映像で残すお手伝い
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dapandaさんのブログ記事↓

ご両親への感謝のお手紙は読みましょう​​

​​と、僕が2年前に書いたもの↓​​

​花嫁の手紙朗読、どうしてもやりたくない!​ ​​

​​​​​​​​​​​​​​​
と、関連があるような無いような話なのですが、数年前から気になっていたことがあるので、ついでなので書いちゃいます。

いつの頃から結婚披露宴を撮影していて、「 ンん? 」と思うようになりました、それは何かと言いますと、披露宴のクライマックス、花嫁から両親への手紙朗読のシーンです。


司会者さんに促されて花嫁が手紙を読み始めます。

その冒頭に、

「ゲストの皆様、今日はお忙しい中お越し頂きましてありがとうございました~ここで私から両親への手紙を読むことをお許しください。」

だいたいこんな感じの挨拶がありますが、皆様はこの部分で気になるところってありますか?

​僕はこの「お許しください。」がとっても引っ掛かるのです(^^;。​


花嫁の手紙の冒頭に「お許しください。」のひと言が入るようになったのは、多分ここ2~3年、まだ5年は経ってないんじゃないかな?と思います。


多分、ネットなどで、

「なぜ他人の前で個人的な手紙を読むのか!」

とか、

「お涙頂戴みたいでイヤっ!」

とか、そんな感じの圧力が増えてきてからのことではないでしょうか?


誰かがそのようなことを言い出すと、披露宴前の情報を集めている新郎新婦には、

「そうか、両親への手紙はゲストに我慢させているのか・・・。」

と受け取ってしまって、

『許してください。』のような挨拶を先にしなければ、マナー違反になってしまう・・・。

と言うプレッシャーがかかってしまったのだと思います。


そうして、そのような姿を見たご友人は、「自分の時も『許してください』と言わないといけない」、「『許して下さい』と言うのが普通なんだな。」みたいな流れで広まっていっているのでは?と考えています。


別に「許して下さい」のひと言を添えるくらい、そんな重箱の隅をつつくような細かいこと気にしなくてもいいじゃないか?と思われるかもしれませんが、なんとなく不寛容な流れが出来ていることが嫌なんですよね。

結婚披露宴における新郎新婦が、ゲストにお礼を言ったり、気遣いの言葉をかけることと、許しを請うことというのは、ちょっと違うと思っているのです。

個人的には「両親への手紙を読むこと」はゲストに許しを請う必要は無いと言い切ります。

他の業界人がどう思うかはその人の考えがあると思いますので、本人に聞いてみてください。

dapandaさんの仰る、『両親への手紙(感謝の言葉)』はイベントや演出というよりも、セレモニーに近いというのは僕も賛成です。

教会式のキス・シーンをする前に「ゲストに許しを請う」ようなこと、しませんよね?

同時に僕が以前書いたように、どうしてもやりたくないなら、朗読と言う形をとる必要もないとも思います。

手紙を渡すだけでもいいし、披露宴では感謝の言葉を簡単に伝え、後日しっかりと思いを伝えるのでも良いでしょう。

これもセレモニーに例えると、皆の前でのキス・シーンがどうしても恥ずかしいから、挙式スタイルは神前式を選ぶ、というようなことだと思います(実際にその理由で神前式を選んだというお客様も何組もいらっしゃいました)。


どのような形であっても、そこにある気持ちを考えれば、ゲストの立場で「手紙の朗読は茶番」みたいに考えるのは野暮であり、無粋だと思うんですよね(好きか嫌いかは個人の自由です)。



ところで、後日(もしくは披露宴の前に)、両親へ感謝を伝えるって、結構難しいと思いませんか?


披露宴が済んで、どこかのタイミングでご両親に会って、色んなお話をされるでしょう、結婚式当日のことも含めて、改めて感謝の気持ちを伝えれると思いますが、カジュアルな場でのお話の中ではちょっと伝えづらいのではないかな?と想像します。

結婚式や披露宴だけではありませんが、公式な場や改まった場だからこそ、ちゃんとした気持ちを伝えることが出来る、伝わる、というのはあると思います。

結婚式や披露宴って単なる宴会ではなく、そんな人生の節目として、とても大事で重宝する場、タイミングだということを知ってほしいです。


何かの参考になるようでしたら、幸いです。

​​​​​​
ついつい「花嫁の手紙」と書いてしまいますが、花婿もご両親へ気持ちを伝えるべきだと思います、方法はどうであれ。

​​​​​​​​​

__________________


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Last updated  2020.07.14 16:08:15
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