えらいことになりました・・・・・たぶん。
今朝の新聞に
昨日5/19、台湾の観光名所で古くから最も有名と思われる
「中正記念堂」(台湾初代総統”蒋介石”を顕彰している)が
改称して「台湾民主記念館」になったそうです。
台湾は、中国大陸との複雑な歴史を持ち、
大陸からやってきた外省人である「蒋介石」が
台湾に来てからの所業を快く思わない人も多いわけです。
(うちの主人も本省人なので、ご多聞にもれず)
現在の陳水扁総統の所属する与党である民進党は
その輩の集まりともいえるわけで
昨年9月に「中正国際空港」から「台湾桃園国際空港」になり
今年2月に「中華郵政」から「台湾郵政」に
そして、「中国石油」から「台湾中油」にまで改称が続いています。
その民進党と敵対する国民党や支援者の反発は
当然のことながら、かなりのものだそうです。
私にとっては政治の世界もだけど、
歴史もその理解は難しい・・・・・
蒋介石の銅像が台湾の至る所で見かけられるのも
気持ち悪いと思っていた私なのですが、
それはそれで、十分に観光のポイントになっているわけだし。
それに、今回の改称で、
捷運(MRT)の站名「中正記念堂」 は一体どうするのか
それに全世界で発行されている観光ガイドブックの
修正をする必要があるのでは
その費用とは一体どれくらいかかるのだろうなどと、
下世話なことを考えてしまいました。