先日ご紹介したとおり、本日10月10日(新暦)は
中華民国(←台湾です。中国と間違わないでください。笑)の
国慶節(建国記念日)で、双十節とも言います。
この建国記念日は1911年の辛亥革命を記念する日をもって
国家樹立とされているのですが、複雑な歴史的背景をもつ台湾ですから
異見を唱える方もいらっしゃるかもしれません。
それはさておき、とにかく数少ない台湾の祝日のひとつ。
総統府はきらびやかな電飾で飾られているでしょうし
沿道や公共の場所には青天白日旗がはためいているでしょうね。
それで、今朝、主人にその話しをしたら、「あ~そうなんや」だそうです。
台湾が中国と戦争になったら、すぐに志願して戦うなんて
愛国精神を強調してたわりには、なんとも頼りない・・・。(笑)
昨日、台湾にいる姉に電話したら
「大丈夫?外で北京語喋ったら、危ないから気をつけなさいよ。」って言うんです。
最初、私は何のことかわからなくて、
「北京語を喋る相手がないし。」と言うと
姉曰く「尖閣諸島のことで、日本人の対中感情が悪くなっているから
中国人も台湾人もおかまいなしに、攻撃されるのでは?」と。
あまりにもまじめに言うので、驚いてしまいました。
一体、台湾ではどのような報道がされているんでしょうか?
たしかに北朝鮮がいろいろ問題を起こしたときに
在日の方々が攻撃されたりしたけれど、それとは次元が違うような。
それに、先週、中国の北京に観光に行ってきた知人が言うには
「北京でも、日本人観光客は歓迎されたし、
今回の尖閣諸島を巡るいざこざを知らない中国人が多かった。」そうです。
お国柄が違うから、報道のあり方もかなり違うのでしょう。
政治とは関係なく、のんびりと祝日を楽しみたいものです。
皆さんは3連休、どうされていますか?日本では明日、体育の日ですね。