今日は一段と風が強かったですね。
そんな中、かねてより楽しみにしていた信貴山の紅葉見物。
紅葉はまだ五分くらいですが、山の上からの景色は素晴らしかったです。
信貴山と言えば・・・
と、偉そうに語れることは何も知らずに、出向いたのですが
かの聖徳太子が物部氏を討伐するために向かった際
寅年、寅の日、寅の刻にこの地で、毘沙門天王が出現し
勝利に導かれたとのこと。
聖徳太子さまが馬に乗るお姿を初めて拝見しました。(笑)
毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されており、
入り口には張子の大寅がお出迎えしてくださいます。
世界一福寅とありました。
毘沙門天王を祀る朝護孫子寺と言う名は、
後の醍醐天皇の時代に命名されたようですが
信貴山寺のほうが馴染みがあります。
こちらの本堂の地下に「戒壇巡り」というのがあり、如意宝珠が奉安されています。
階段を降りて地下へ着くと、そこは全くの暗闇・・・
目を開けていても、全く何も見えず、壁を手で伝って歩くしかありません。
そのうち目が慣れてくるかと思いきや、ずっと暗くて、
中間地点で唯一、小さなご本尊の分身がたくさん集められた
黄金色に輝くところがあっただけでした。
しかし、如意宝珠というのが、どれのことなのかわからずじまい。
扉のようなものに触れたのが、それのことだったのでしょうか!?
戒壇ではなく、怪談の間違いじゃないかと思うくらい暗くて
ひとりだったら、絶対怖くて足がすくんでしまったと思います。
こんなことではご利益は得られないかも。(^^ゞ
お食事はこの境内の中にある玉蔵院という宿坊で
懐石料理を頂きました。
これも、すごく美味しかったです~
境内は広すぎて、回りきれなかったです。
朝から夕方まで丸一日かけて、巡りってみたいところでした。