以下、日本経済新聞Web刊より抜粋。
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台湾企業にも義援金広がる 長栄集団総裁は10億円
【台北=新居耕治】
台湾の個人や企業で、東日本大震災の被災地支援のために義援金を拠出する動きが広がっている。
海運大手、長栄集団の張栄発総裁が23日、日本赤十字を通じ個人で10億円を拠出したほか、鴻海精密工業の郭台銘・董事長も個人の基金と同社分を合わせて2億台湾ドル(約5億5千万円)の寄付を表明した。
18日に複数のテレビ局が共同で放映したチャリティー番組には芸能人のほか馬英九総統も出演。
企業や個人から8億台湾ドル近い寄付の表明があった。
台湾赤十字は23日現在で11億台湾ドルの義援金が集まったとしている。
2011/3/23 19:29
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長栄は海運業をはじめ、エバー航空、エバーグリーンホテルなどを経営する。
鴻海精密工業は世界最大とも言われているEMS
(Electronics Manufacturing Service)=
さまざまな大手電機メーカーの製造請負を行っているので
その名前を知らない日本人でも、何かしらの製品を使用している可能性は高い。
どちらも台湾では知らない人はいない大企業。
とはいえ、台湾の物価は日本の3割程度なので、いかに多額であるか
容易に想像できます。
また、個人の義援金に関しても、2300万人あまりの国民の数を考えると
本当にたくさん集めていただいたものだと・・・
(twitter、facebookにも内容を重複して掲載しているので
リンクしてくださっている方には、くどくなってごめんなさい。)