4月には主人の姉が、台湾人の友達を引き連れて、
日本の桜見物にやってくる予定でしたが、この震災でキャンセル。
大阪の我が家に来るというので、全く問題なかったはずなのですが
連日のニュースを見ていると、とても行く気にはなれないそうです。
台湾での報道は、日本と同じく、ショッキングな映像、被災者へのインタビュー
等々が報じられていて、それが台湾人の心を動かし、義援金の額を
あれほどまで押し上げているのではありますが・・・
一方で日本製品の台湾への輸入検査が強化され、一部店舗では
日本商品だけを別陳列にし、他の商品とは一緒に並べない(隔離?)など
過敏になりすぎではと思える部分も多々あります。
日本への渡航に関しても、北海道の東部、南部の沿岸部、東北、
関東地方の渡航警戒レベルを依然、最高レベルの「赤色」
(渡航すべきでない)としています。
それは当然かもしれませんが、それによって、日本全体があたかも
危険地域かのような印象を多くの台湾人にもたれているのが、とても気になります。
このままでは、日本の観光収入が激減し、経済がさらに落ち込む。
台湾だけでなく、あれほど勢いのあった中国人観光客まで逃してしまっては
いくら日本人だけで経済活性化を叫んでも、厳しい現実しか見えてこない。
姉が言うには、観光に行って使ったであろうお金の一部を募金したそうですが
できれば、来てほしかったなぁと思うのは、自分勝手な意見でしょうか。