台湾(一般的な中華圏といわれる地域含む)では
旧暦7月を鬼月といいます。
あの世から霊が、下界に舞い降りてくる月。
日本のお盆も同じようなものかと思いますが
台湾とは決定的な風習の違いがあります。
ご先祖様のように子孫を守ってくれる霊ばかりではなく、
成仏できていない霊も舞い戻るから
その霊たちを刺激しないように、また
悪さをされないようにと言う昔からの言い伝えがたくさん。
婚礼、旅行、引越しなど移動を伴うこと
家や車など大きな買い物、お店の開店は基本NG。
とはいえ、夏休み中でもあるので
旅行ができないのはちょっとね。
そこで、寺廟に参拝して、お守り持参で旅行したり
それなりにいろんな裏技?もあります。
昔ほどではないにしろ、やはり信心深い人が多い
台湾ならではの風習の数々がありますね。
そして鬼月最大のイベント、
旧暦7/14(今年は8/16)は中元節です。
この日前後に各地で盛大に行われる拝拝(参拝行事)は
まるでショーのような企画も多数あり
この時期、台湾旅行をされる方には
お時間あれば、お勧めしたいものです。
かなり前(9年も!)になりますが・・・
基隆中元祭の始まり~2007夏台湾63
基隆中元祭で私はお立ち台に!?~2007夏台湾64
盛大な基隆中元祭~2007夏台湾65
基隆中元祭フィナーレ~2007夏台湾66
こんな記事を書いていました。懐かしい~
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