昨日、会社でとてもうれしいことがありました
夕方、お客様を玄関までお見送りして自分の部屋に戻ろうとしていると、
わが社の制服を着た面識のない若い女性が声を掛けてきました。
「あおぞらサニーさんですよね?」 (お?フルネームで!)
「はい、そうです」 (・・? 新人さんよね? 伝言か、お預りものかな?)
「〇〇大学△△学科の☆☆です。」
うれしいやら、びっくりするやら・・ すぐに判りました
2年前、ある地元の大学で、授業の1コマを使って講演依頼を受けました。
その年に開設された全国初の学科で、講演の対象はまだ入学したばかりの第1期生
約100名でした。もし私の時代にもあったなら、ぜひ行ってみたかったと思う学科。
そこでお話させていただけるとは、とても光栄なことです。夢のある内容と現実の
世界とを交えた内容で、お話しました。
その最後に、学生諸君にぜひやって欲しいこととして、「外国語だけでなく、
きれいな日本語を学ぶこと、そして目上の方に手紙を書くこと」を訴えました。
数日後、☆☆ちゃん含む数名が、さっそく私にお礼状を書いてきてくれました。
自分に書いてほしくて言った訳ではないのですが、すぐに行動に移してくれたことが
とてもうれしかったです。
講演後半年経った冬のある日曜の昼下がり、テレビを見ようとチェックして選んだ番組。
それは、そこの大学生が学年・学科の枠を超えて有志で制作した、あるドキュメンタリーでした。
学生たちの頑張りがストレートに伝わってきて、とてもいいものを作ったなぁ、と思いながら
エンディングを見ていると・・ そこには☆☆ちゃんの名前が字幕スーパーで流れてきました
でも、講義の中では100人の中の1人、この番組でも最後の字幕スーパーで判ったので、
お顔の認識ができなかったのです ただ、頑張っている姿がとてもうれしくて、番組の感想と
エールをクリスマスカードに託して送りました
☆☆ちゃんからは数ヵ月後、多忙ですぐにお返事できなかったお詫びとその間の報告、それも
とても素晴らしい報告が書いてありました。クラスメイトの有志と取り組んだある研究発表が、
対外コンクールで金賞を受賞した、と。当時、彼女たちはまだ1年生です。
よくやってくれたと本当にたくましく思いました。これからが、ますます楽しみだな、と
あのお手紙から約1年後の昨日、
「あおぞらサニーさんですよね?」
名乗ってくれた彼女は、立派な大学3年生になった☆☆ちゃんでした。
わが社では、彼女の学科の授業の一環として、3年次に研修生をお引き受けしています。
他にも多数の企業様がこの研修を受けて下さっています。より広い視野を身につけ、卒業後
少しでも即戦力となれること、現場の厳しさ等・・ 学生さんにとって、とても貴重な機会です。
また、わが社では他の依頼先からも研修生を受け入れていますので枠が限られており、
研修先は、なかなか希望通りにはいかなかったでしょう。その中で彼女がわが社に来てくれ、
そして声をかけてくれたこと(でなければ判らなかった)を、心よりうれしく思います。
彼女にエールを送るとともに、私自身も頑張ろうと、新たな元気をもらいました
☆☆ちゃん、そしていま別のところで研修中の△△学科の皆さん、
頑張っていろんなことを吸収して、これからの人生に生かして下さいね