梅雨。紫陽花の季節です。雨に濡れた姿が様になります
現職場で働くようになり、サニーにとっての出会いと別れの季節は
3・4月でなく、6・7月となりました。紫陽花、そして大好きなユリの季節
アジサイは日本原産で、1853年シーボルトが来日した際にヨーロッパに持ち帰り、
品種改良されたものが日本に逆輸入されました。ご存知のとおり、アジサイは土壌の
PH濃度によって、花の色が違ってきます。一般に、土壌が酸性であれば青系、
アルカリ性では赤系となります。もともと日本の土壌は酸性だったため、日本古来の
アジサイは青でした。これが、石灰質でアルカリ性の土壌の欧米に渡り品種改良を重ね、
西洋アジサイ(ハイドランジア)が生まれて日本へと入ってきます。日本古来のアジサイを
「ガクアジサイ」と言います。周りの花びらに見えるものは、実は花びらではなく「がく」なのです。
助色素等の影響もあり、色の決定は土壌のPH濃度のみではありません。
実際に隣り合わせで赤・青のアジサイ等もあります。
以下、画像が多くなりますが、あおぞら紫陽花園をお楽しみ下さい
会社の裏には、庭師さんにお手入れしていただき
日本古来の「ガクアジサイ」が美しく咲いています。
会社の隣りは、以前桜の開花でご紹介した手取協会です。
←6/4 ←同じく6/4
一方、あおぞら菜園のアジサイは、完全にほったらかしで・・
それでも毎年きれいに咲いてくれます。(アジサイさん、ゴメンナサイ)
成長の模様を、ジェット機並みでお送りします
↑3/21 昨年の花の枝がそのまま・・^^; ↑3/25 それでも新芽が
↑5/6 堅~いつぼみ ↑5/19徐々に膨らんで
↑5/24 花のピンクが見えてきました ↑6/3咲きました~! まだ白も目立ちます
↑6/10 鮮やかなピンクになりました 「西洋アジサイ」です。
↑同じく6/10 サニーの背丈ほどあります
サニー宅一帯は、江戸時代に有明海を埋め立てた干拓地。
小さい頃は、庭を掘るとジャリジャリとアサリの貝殻が出てきていました。
土壌が石灰質でアルカリ性なため、ピンク色になります。
咲き始めは緑色っぽく、色づいてだんだん濃くなっていきます。
また、あおぞら菜園の畑のど真ん中でもアジサイを発見。
←6/16
植えた覚えがないのに、先日草に埋もれて花が咲いているのに気が付きました
おそらく、サニーの戴きものの鉢植えのアジサイを、枯れたあと母がここにひっくり
返したものかと思われます。アジサイは挿木でも育つ、生命力の強い木です。
←6/3 白です。
←6/16(天気の都合で暗く見えます)
鉢ものをよくいただきますが、下の画像のように、やがて枯れます。
←5/19 鉢植えアジサイ
花が枯れてから、枝を落としておいたところ・・
←6/16
元気に新しい枝葉が出てきました
移植して、育てたいと思います。
出会いと別れの季節の花は、その姿をもって涙を誘い、勇気付けてもくれるもの。
梅雨時の癒しの感謝の意も込めて、これからは紫陽花も心を込めて育てます