一昨日の7月1日、熊本市では『歩きたばこ及びポイ捨て禁止条例』が施行されました。
中心市街地では式典後、商店街関係者や市議ら120人が下通りアーケード街をパレードし、
「歩きたばこやゴミのポイ捨てをやめよう」と呼びかけました
この条例は、市内全域で「歩行中や吸殻入れのない場所での路上喫煙をしないよう
努めなければならない」とし、8月からは市中心部の上通、下通り、新市街3つの
アーケード内は路上禁煙区域に指定されます。今月からの周知期間を経て、
来年4月以降は過料などの罰則が設けられます
以前、歩きたばこのオジさんにスーツを焦がされたことがあります(熊本ではない)。
また、たばこを握る手を下に下ろせばちょうどお子さまの顔の高さ。煙も目に染みます。
吸ったあとはポイ捨ての方も多くて、危なく、以前からとても不快に思っていました。
数年前、あるボランティア団体の事務局を担当していた時、月に1回、日曜の早朝に、
中心市街地の公園の清掃活動を実行しました。午前6時半。土曜から一晩中まだ
遊びつづけている若者や、ホームレスが寝ていたりする中で、空き缶やたばこの吸殻を
集めていました。たばこの吸殻の、何と多いことでしょう。この公園はいろんな方が
清掃しているはずなのに、毎回毎回吸殻のポイ捨ての多さに呆れていました
県外からのビジネスマンも多くお立ち寄りの場所。とても恥ずかしいことです。
本来、市民のモラルが保たれていれば、必要のない条例であります。
条例を制定しなくては改善できない現実は情けなくもありますが、
きれいで住みやすいまちづくりの一貫として、応援したいと思います
行政も、条例を制定したからといって終わりにせず、いかに市民に周知し、
意義のあるものと出来るかを、引きつづき自らの目で確かめてほしいです。
また、マスコミ各社にも、こういうことにこそ協力してもらいたいと思います。