今朝ネットニュースで「ブラジル・サンパウロで旅客機着陸失敗、炎上」
の第一報を知りました。サンパウロに、ジャーナリストの知人がいます。
出身高校の記念すべき第1期生という大先輩でもあり、ブラジル移民
100周年の記念事業に向けても東奔西走されている方で、
安否が気遣われます。とり急ぎメールは入れたのですが・・
さて、先日はあの方のブログ記事に影響されて30分後には
激辛カレーを食べに行きましたが、今回も早速
「一瞬だけ大統領になったアル・ゴアです」の挨拶で、より有名になった
米アル・ゴア氏の映画 『不都合な真実』、DVDを借りて見ました。
上映中から見たいと思っていましたが見損ねておりました。
レンタル屋さんへ行くと、新作7位(?)で10数本ありましたが、
うち、1本だけ中身が残っていました。危ない危ない
内容については、あざみの歌さんが素晴らしくまとめて下さっており、
サニーの出る幕はございません。とても解りやすいですので、
まだの方はぜひジャンプして読んで下さいね。
画像やデータをふんだんに使った講演と回想録とを織り交ぜて仕上げられています。
講演で、聴衆(主に米国在住者)のウケるポイントが、われわれ日本人とは少し
ズレているところが面白いです。真面目でシビアな内容ですが、ユーモアがある
ので見ていて飽きず、逆に引き込まれます。サニーにとってはプレゼンテーションの
仕方なども、勉強になりました。
現在、わが熊本県でも森林伐採後、再植林が行われていない土地の面積が
広がっており、問題になっています。先般のような大雨、台風時に土砂崩れを
防いでくれたり、光合成でニ酸化炭素を吸って酸素を供給してくれる貴重な
森林です。林業県であるが故に、一層の早期対策が必要です。
印象的だった言葉を2つご紹介します。
「京都議定書に批准した国も、国民が協力しなくては意味がない」
「アフリカの古いことわざ 【何かを祈るときは、行動に移すべし】」
解説無用ですね。
あちらこちらで断片的に聞いたことのある地球温暖化の話を、
地球の生命の歴史と地域性をきれいに重ねて体系化してあります。
これは中学・高校の理科の教材にできる優れた作品です。
あざみの歌さんもおっしゃる通り、手元に置いておきたいDVDです。
あまり時間がなかったのですが、それでもあちこち巻き戻しながら見ました。
この場を借りてこうして書かせていただくことで、ひとりでも多くの方に
この映画を観ていただき、危機感をもって行動に移し、周りの方へも
訴えていただきたいと願います。
あざみの歌さん、ありがとうございます