灼熱の夏、サニーをさらに熱くしているものと言えば、あおぞら菜園と
もうひとつ並んで「ヒイカ」すくいです。「ヒイカ」とは小さなイカのこと。
スーパーなどの店頭では、ここ熊本市内では山口県産等がGW明けごろから
すでに並んでいます。地元では「ヒイカゴ」と呼んでいます。
ヒイカは夏の夜、潮に乗ってやってくるので、光に集まる習性を利用して
光をたいて、集まったところを岸壁などから網ですくうという方法で捕ります。
小学生のころ、夏の夜はすぐ近くの堤防(徒歩5分、荷物があるので車で)で、
家族4人でよく捕りにいきました。ご近所さんもたくさん来られていました。
家族4人でと言っても、母と姉は全く興味がないようで、他のことをして遊ぶか
帰りたいモード。父と私でワーワー言いながら捕っていたのを覚えています。
そのわが家すぐそばの堤防では、小学校高学年ぐらいからは捕れなくなり、
以来行かなくなりました。北へ4キロの地点に熊本新港建設工事が始まり、
その影響で魚もイカも寄り付かなくなり、海苔も採れなくなったのです。
高校卒業後サニーは熊本の地を離れます。時おり帰省すると、
いつしか熊本新港が開港し、新しい知らない道も出来ていました。
そして皮肉にも、こちらでは魚が捕れなくなったのに、やがて熊本新港は
手軽な堤防釣りの場として地域に馴染んでいったのです。
そこで昨夏、サニーは幼少のころを思い出しながら、行ってみました。
日にもよりますが、いますいます 昔のようにバケツ一杯とまでは
いきませんが、そこそこ捕れます。あおぞら航空就航以降は、
この1回しか行っておらず、皆さんとはまだ知り合う前ですので
この記事はご覧になっていない方も多いと思います。
これから、シーズン到来です。
釣果をご報告して参りますので、よろしくお付き合い下さい。
自然相手ですので載せるのが恥ずかしいような結果の日もありますが、
笑って海に流して下さい。画像付きで記録を残せる環境に感謝します。
ヒイカすくいに是非ともご案内したい方がいましたが、
シーズン前にご栄転となったことだけが心残りです。
こちらでお伝えしていきますので、見ていて下さいね
↑昨年買ってすぐ破壊した(火事にさせた)カーバイトランプ
カーバイトに水を入れて化学反応させ、白い光を出させます。
シューッという音と、あの独特のにおいが何とも懐かしいです。
今は発光器が主になっています。が、なくても捕れます
以上、買ってすぐ破壊した者の負け惜しみですが、
持っていなくても昨年そこそこ捕れましたから、買わないと思います。
↑父の形見の釣具です。
私が熊本から離れてから(多分、新港辺りで獲れはじめてから)買ったものです。
昨夏までその存在を知らず、母が「確か倉庫にあったはず」と言ったので探したら、
バッグはホコリにまみれていましたが、中はとてもきれいな竿が3本入っています。
針からして、セイゴなど狙っていたようです。
幼少のころは、もっと原始的な竿で釣ったり、仕掛けを沈めておいて鰻を捕ったりしました。
父、見事にさばいていました。鰻を見ると、今でも思い出します。投げ網も打っていました。
昨夏その投げ網をもって、海で私も打ってみましたが・・ ダメです。
もう、破けてボロボロなので、もし入っても全部逃げてしまいます。
というわけで、その後投げ網は休止中。投げるのも、難しいんですよ。
↑昨年9月25日、有明海・横島沖にて(熊本新港より船で30分)
釣り開始15分でヒラメがヒット
この後、自宅冷蔵庫に入れて飲みに行ったので、サニーの口に入らず
昨夏は天草(県南西部の島々)にたこ釣りにも行きました。
2匹釣りましたが、これもけっきょく自分では食べずじまい・・
まぁ、釣るのが楽しいので、それだけで満足してしまうようです
今年は潮干狩りに行きそびれたのがちょっと心残りですが、
それをカバーするべくヒイカすくい、ガンバリマス