今日は出勤しています。お祭りで、街が賑やかです。
お昼はあの激辛のダール豆カリーを食べてきました。
カウンターの席に座ったら、隣りにたまたま知人が居ました。
ロッソ熊本の応援でよくお会いしますが、彼も激辛大好きで、
そのお店の常連のようです
昨日・今日と、熊本の夏の風物詩"第30回火の国まつり"が開催されています。
以前は3日間でしたが数年前から2日間に短縮。期間中さまざまなイベントが
開催されますが、目玉は昨夜の花火大会と今夜の「おてもやん総踊り」です。
総踊りでは各企業などから50名~200名ぐらいの踊り手が、法被や
ユニークな衣装など思い思いの格好で「サンバおてもやん」の軽快な
リズムに合わせて総勢6,000人が市街地中心部を踊り歩きます。
サニーは特に見に行きませんので、画像を披露できませんが
熊本の民謡「おてもやん」は、幕末以降につくられたと
考えられており、お座敷唄として歌われていたようです。
「おてもやん」
(歌詞)
おてもやん
あんたこの頃嫁入りしたではないかいな
嫁入りしたこた したばってん
ご亭(て)どんが
ぐじゃっぺだるけん
まぁだ盃ゃせんだった
村役(むらやく)鳶役(とびやく)肝(きも)いりどん
あん人たちの居(お)らすけんで
あとはどうなときゃぁなろたい
川端町(かわばたまち)つぁん きゃぁめぐろ
春日ほうぶらどんたちゃ
尻ひっぴゃぁて 花ざかり花ざかり
ピーチクパーチクひばりの子
ゲンバクなすびのイガイガどん
(標準語訳)
おてもさんよ、あんたはついさき頃、お嫁にいったというじゃないか。
うん、嫁入りしたことはしたんだけど、
相手の男性の顔があまり好みではなかったので、
まだ固めの盃はしてないのよ。
村のおえら方や、鳶の頭
そういう村の斡旋役の方々がおられるんだから、
あとのことは何とかなるでしょう。
川端町のほうを、ぐるっと回っていくと
春日名産のかぼちゃの花が(夏になると尻を並べてゴロゴロとなる
かぼちゃの、その花が)畑いっぱいに、今をさかりと咲いている。
空には雲雀がピーチクパーチクとさえずっていて、その下の畑では、
あまり品質のよくない、えぐい茄子がなっている。
あの男性も、そんな「えぐなすび」みたいで---。
参考:「口訳 日本民謡集」(蒼洋社)
熊本市中心部にある“おてもやん像”です。
花火大会は、以前は熊本市中心部から車で15分ほどの江津湖でありましたが、
一昨年からは熊本城のお膝元の県営藤崎台球場での打ち上げとなり、熊本城の
二の丸広場からよく見えます。毎年見に行っていましたが、今年は不覚にも別用を
入れてしまい、見ることが出来ませんでした