4015638 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ようこそ!「雲の上はいつも青空」

ようこそ!「雲の上はいつも青空」

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

カテゴリ

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

ニューストピックス

2007年10月04日
XML
カテゴリ:国内線

長崎・2日目の観光では、忘れてはならないところを訪れます。
いささか緊張して出発です。行く先を思うと、青空も違って見えてきます

「日本二十六聖人殉教地」をあとにして長崎駅へ戻り、路面電車で「平和公園」へ
向かいます。私も見るからに観光客のはずですが、長崎駅で「浦上天主堂」への
行き方を尋ねられました。40代と70代と思しき母娘、福岡から佐賀の温泉に1泊
して今朝長崎入りしたとのこと。降りる電停が一緒だったので、「平和公園に連れて
行って下さい」と言われてご一緒することに。こういう出会いもまた楽しいものです。
お母さまの方は、戦時中のことは思い出したくないと仰っていました。

電停からはすぐ、公園へと上がる階段があり、公園内には
世界15の国・市から贈られた平和を願う記念碑が点在しています。

   平和の泉 

             「平和の泉」

    「のどが乾いてたまりませんでした 
    水に油のようなものが 一面に浮いていました 
    どうしても水がほしくて とうとう油の浮いたまま飲みました
                 ―あの日のある少女の手記から 」
    (作文の中の油とは原爆の灰といわれています)

噴水の高さで変化する水形は、平和のハトの羽ばたきを表します。
ツルの港といわれる長崎港のツルも象徴しています。
「平和の泉」の正面には被爆当時9歳だった山口幸子さんの
被爆手記の一節が黒い御影石に刻まれています。

   平和祈念像

                「平和祈念像」

天を指す右手は原爆の恐ろしさを、水平に伸ばした左手は平和を、
軽く閉じた目は戦争犠牲者の冥福を祈っています。また、膝を立てた足は
行動を、曲げている足は平和について静かに考える、静と動をそれぞれ
あらわしている、と言われています。

  折鶴の塔   折鶴 

      祈念像の両脇には、「折鶴の塔」。遠方からも、多数来ています。

ひと通り散策して、ご夫人方は「浦上天主堂」へ行かれるとのことで、
平和祈念像の前でお別れしました。日曜のためか、修学旅行生はあまり
見かけませんでしたが、外国人観光客の団体をいくつか見かけました。

公園を出て10分ほど歩くと、「長崎原爆資料館」があります。
原爆についてや、なぜ長崎に投下されたのか、その被害や救助活動、
そして現在の核兵器など、順を追ってわかりやすく展示されています。
午前11時2分で止まったままの時計や、溶けたジュースの瓶(触れます)、
その他数々の遺品や生々しい画像があります。言葉になりません。

なんとも言えない気持ちで、すぐ近くの爆心地も訪れました。


ここからまた10分ほど坂を上って、「浦上天主堂」を訪れました。
ここはキリシタン禁令が解かれた後、信仰の自由を手にした信徒が
「祈りの家」として、30年もの歳月をかけてつくった天主堂です。
当時は東洋一の大聖堂でしたが、爆心地に近かったため原爆で全壊し、
現在の天主堂は1980年に復元されたものです。まだ新しい感じでした。
窓にはキリストの一生をあらわした24枚のステンドグラスがあります。
原爆資料館には原寸大に再現した遺壁があります。

   浦上天主堂






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年10月04日 18時38分39秒
コメント(14) | コメントを書く
[国内線] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X