美味しい空気のもと、温泉上がりのビールは最高
次に目指すは、南阿蘇鉄道の終点・高森駅です。
阿蘇下田城ふれあい温泉駅を出発してすぐの、お隣りの駅は・・
「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」
この駅、“あること”で、「日本一」なのです
あることって
「駅名の長さ日本一」
1992年の駅開設当初から「駅名の長さ日本一」でしたが、他駅の改称により
一時は1位の座を譲り、今年5月に他駅の再度の改称により返り咲きました。
ウィキペディアさんに、他駅の改称・この駅の返り咲きの経緯が説明してあります。
約20分で終点、高森駅に到着。
高森駅前の広場には、SLの模型がありました。
自由に中に入って見ることが出来ます。
高森町は、もう少し東(熊本から見て“奥”)へ行くと、もう宮崎県というところ。
春のくねくね道に咲く千本桜や、「田楽村」が有名です。田楽村では、
囲炉裏で炙って野菜や川魚に田楽味噌を塗って、食べさせてくれます。
以前行ったことがありますが、広いお座敷の囲炉裏で自分で焼けて、
美味しいし楽しいし、暑かったけど最高でした。今回は、足がないので断念
行くときは、ちゃんと、飲めるように運転手を見つけて行かないと
高森でもう一つ有名なのは、「湧水トンネル」です。
以下、熊本県のホームページより引用します。
【旧国鉄が県境を越える鉄道を計画し、トンネルを掘削していましたが、
途中で地下水源を切断、湧水が出てきました。結局、その湧水量の多さに
鉄道建設は中止となり、跡地に「高森湧水トンネル公園」ができました。
全長2kmのトンネルのうち、約1kmが公園化されており、木製の遊歩道に沿って
流れる水は毎分32トンです。年間17℃に一定したトンネルのつきあたりでは、
掘り残された岩盤から滝のように流れる水源を見ることができます。また、
その手前には水流と特殊ストロボ効果による「ウォーターパール」という
美しい水と光の芸術作品が置かれています。トンネルの外には湧水を利用して
菖蒲の植えられた広場や水の資料館「湧水館」があり、水の大切さや
地球環境の問題、高森トンネルの歴史について学ぶことができます。
毎年7月には「高森七夕まつり」が開かれます。】
高森駅から約2キロ、歩きました
ほとんどが車か観光バス、駅からならタクシーでしょう
誰も歩いていないので、日曜の昼下がり、ひっそりとした住宅街をてくてくてくてく
意外とすぐ着きました
七夕とクリスマスの時期にはお祭りが開かれ、とても賑わいます。
ここには、帰熊後に何度か連れて行ってもらいましたが、夏はとっても涼しくて
熊本県民の"避暑地"になっています。夏場でも羽織るものを持って入らないと、
やがて寒くて走って外に出たい気分になります
水路の上には、協賛企業が様々なお飾りを提供しています。
上の緑のは、自動車学校さんです。←サニーの母校
途中には、通気口もあります↓。
見上げて、どアップ
更に進むと、一番奥には不思議な水のおもちゃ、「ウォーターパール」があります。
「ウォーターパールのしくみ」
【 ウォーターパールとは、ふつうの水に特殊な音波を与え、球体に変化させる噴水装置です。
ただしそのままでは落下速度が速すぎて、私たちの目では1本の流水にしか見えません。
そこで特殊ストロボライトを水に照射しその残像画像を利用し、球体に見えるようにシステム化
したものがこのウォーターパールです。ウォーターパールの大きな特徴は、水玉を空中で停止
させたり、ゆっくりと上昇させたり、水玉の動きを自由自在に変化させることができることです。
これは特殊ストロボライトの周波数(点滅数)を変化させる方法で噴水装置の側に生じる
周波数とずれを起こさせ、残像画像に変化を与えるからです。】
とまぁ、看板には詳しく書いてありましたが、ひとことで見た目を申し上げれば、
「びー玉のような水玉が、上に行ったり下に行ったり止まったり、キラキラしている噴水」
といったところでしょうか。みんな、触りたい衝動に駆られるので、サニー含め以下のような
行動をとります
「きゃー 届かなーい 落ちるー」
なんて叫びながら、みんな届くまでチャレンジします
もちろんサニーも
ところで、トンネル内が寒いからでしょうか。
ここの公園には面白い自動販売機があります。
肉じゃが、おでん、ラーメン、カレーうどん等
肉じゃが・おでんはまぁ良しとしましょう。
麺類は・・ のびていないのでしょうか
怖くて試す気にはなりませんでしたが、
面白がって買う人も居そうですよね。
意外と売り上げあったりして・・
またてくてく歩いて駅周辺に戻ります。
お昼ご飯を食べていないことに気が付きました
ちょうど目の前にラーメン屋さんがあったので、そこにしました
熊本ていえば「トンコツラーメン」たい
高森ていえば「高菜漬け」たい
だけん、「高菜ラーメン」ば食べたったい
うまかった~
列車の出発時刻までまだ時間があるので、またまた
売店のオバチャンが、「(昼から飲めて)良かね~」と言っていました