ようこそ！「雲の上はいつも青空」

プチ家出南阿蘇編、やっと最終記事にたどり着きました

　
　　行きに寄ったふれあい温泉駅の近くの車窓

高森駅の売店のオバチャンに「良かね～」と言われながら飲みながら列車を待って、
また出発地点の立野駅へ戻ります。南阿蘇鉄道はここまで。今度はＪＲ線に乗り換えです。
乗り換えの間に、「ニコニコ饅頭」を買ってみました。駅弁はなく、これがここの名物です。

甘いものは滅多に食べませんが、甘さ控えめで小さくて食べやすく、
何だか昔懐かしい味がしました。

　　　
　　　　　　　　　　　ＪＲ立野駅　　　　　　　　　　　　　　　　何と、ＪＲもワンマン

ＪＲ立野駅から熊本市内と反対方向、宮地方面の電車に乗ります。

立野駅は急勾配をスムーズに登るためのスイッチバックの駅ですが、
ここ（↑）がその分岐点です。車内にはたくさんの鉄道ファンがいました。

　　　
　　立野駅から１駅大分方面の、「赤水駅」

赤水駅の看板に、駅名の由来が書いてあります。
「その昔地下からの湧水が酸化鉄を含んだ赤褐色で
川を赤く染めたことから、“赤水”という地名となり駅名となった」

熊本方面から国道５７号線を北東へひた走ること１時間ちょっとの
ところにあり、阿蘇の玄関口といわれています。

ここで電車を降りて、「大阿蘇火の山温泉」（アーデンホテル阿蘇）へ行きます。
普通はタクシーに乗るらしいのですが、歩きます。ものの２０分で着きます

途中にも、鉄道ファンさんがちらほら居ます。
　　

アーデンホテル阿蘇の温泉は、何度か行ったことがありお気に入りのひとつ。
広々としていて、木や岩がふんだんに使われていて、森の中にいるような感覚です。
白濁で少し緑っぽいお湯（硫酸塩泉）も人気です。観光客だけでなく、地元の方も多いです。

ここでゆっくり浸かって、くつろいで・・

でも・・

隣りから・・

ＢＢＱの美味しそうな匂いがしてきて、いつもより早めにあがってしまったかも

入浴券を買うとき、「入浴・ＢＢＱセット」なるものがあって予め買っていたのです。
広いレストランで、ガス火ですが焼いて美味しく食べて飲んで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　画像を撮り損ねました

それから帰りはまた駅まで歩いて、ＪＲで１時間ちょっとで無事熊本市内にたどり着きました。

熊本に住んでいながら、車社会なので電車で阿蘇に行くことは滅多にありません。
今回、南阿蘇鉄道は初めて、ＪＲで阿蘇に行ったのは高校のとき以来でしょうか。
阿蘇が、また全く違うところのように思えました。また、同じ県民といえど今回突然
立野に放り出されて右も左も解らない、その見地から、県外から来られる勝手の
解らない方々が気持ちよくご旅行できるようにするには、ご案内をどう改善するか等、
たくさんのことを考えさせられた旅でもありました。

この突然のプチ家出は「地中海フェスタ」がきっかけでしたが、何よりも良かったのは
この日たまたまパンツ・スニーカーで行っていたことです。通常ならスーツ・ヒール靴。
今回は直前まで迷いましたが、ムシの知らせでしょうか。スニーカーでなければ絶対に
ここまで歩き回ることは出来ませんでした。旅の命は「足」ですから・・

一緒に行動してくれた友人もまた、よくサニーの気ままな計画に付き合ってくれました。
友人もまた、海外をひとりで旅して歩いたりと慣れているようで、旅先で「歩く楽しさ」を
理解してくれていたので、私が気を使うことなく行動できました。

そして、お天気にも感謝です。朝からけっこう激しく雨が降っていました。
途中も、移動中に少し降ったりなどしましたが、歩いているときには降らなくて、
結局最後まで傘なしで通すことが出来ました

お世話になった皆さま、置き去りにしてくれた社長さん、
そして長々とお付き合い下さった皆さま全てに感謝です。

　　　　　　　ありがとうございます