プチ家出・瀬戸大橋スカイツアー編、メインのスカイツアーの報告です
引っ張るつもりはないのですが、ご紹介したい画像が多すぎて・・
「前編」では、塔頂部の手前までです。ご了承下さい
岡山で後楽園、烏城(岡山城)を散策後、JR岡山駅から瀬戸大橋線で約25分で
倉敷市の瀬戸大橋への玄関口、児島駅に到着します。香川県へ渡るのであれば
そのままJRで行くことができるのですが、スカイツアーの集合場所が瀬戸内海の
真ん中の島「与島」なので、車がなければ路線バスでしか行くことが出来ません
この、路線バスが・・2時間に1本しかないのです 事前に調べておいて、
本当に良かったです。それに合わせて、岡山を出る時間を決めていました。
瀬戸大橋は高速道路。この路線バスは途中の島に下りて島内を巡回するため、
車で直接なら10~15分のところ、与島まで約30分かかりました。
午後1時半のツアー。午後1前には無事に受付エリアに到着しました。
時間があるので、与島プラザというみやげ物店・レストランの上の展望台に行ってみました
↑四国方面(南)
この日は台風が東方向に逸れたのですが、雲に覆われています。
さて、受付では、サニーは何度か電話で問い合わせをさせていただいていたので、
「あー、サニーさん 遠いのによくお出で下さって・・」ときれいなお姉さんが
迎えて下さいました。お車でお越しの方はいいけど、サニーはバス。プチ家出中。
荷物は持って上がれないので、コインロッカーはあるのか等、問い合わせていました。
荷物は、受付で預かってくれます
受付を済ませたら、ヘルメットと軍手を身に付けます。
携帯電話やカメラなどには、落下防止のストラップを付けるようツアー当選案内時に
指示があっていましたが、忘れた人にはビニール紐を付けるよう配っていました。
ツアーは全4日間、1日150名限定。15名1組を10回。およそ30分置きです。
これは、最初のエレベーターの定員が15名だからです。私たちの組は当選者が10名。
これに、ガイドが3名。本州四国連絡高速道路株式会社という橋の会社の方2名と、
岡山県庁の方がおひとりいらっしゃいました。
↑手前のお嬢さんお2人は三重県から ↑まず注意事項と行程説明
↑実物大のケーブルを使っての説明です
↑この“アンカレイジ”から、 ↑右上の橋梁まで上ります
アンカレイジ手前には、ツアー最後のお手洗いがあり、皆行くよう薦められるとともに、
「高所恐怖症の方は応募していないと思いますが、実際上がったら歩けなくなる人が
必ずいますから、万一の場合は無理をしないで申し出るように」との警告がありました
“アンカレイジ”とは、簡単に言えば橋のケーブルを支えているもので、ケーブルに掛かる
全重量の3倍の重さが掛かっても大丈夫なように出来ています。質問魔サニーちゃん、
ここで地震への耐震性について聞いてみました。結論からいうと、「はっきり言って、
どの橋も地震の際にはどうなるか解らない」という、正直なお答えが返ってきました。
瀬戸大橋は今年20周年。阪神淡路大震災のあの大惨事の前に出来ています。
当時、あのような惨事は誰も頭にありませんでした。しかし、その後耐震強度を増して
つくった橋でも、地震の揺れ方、方向などによって、「絶対大丈夫」というものは存在
しないので、「正直言って解らない」とのことでした。相当までは耐えられるでしょうが。
↑アンカレイジ側面には、劣化や寒暖の差により多数のヒビが入っています。
ヒビには、小さいうちにわざと押し広げるように弾力のある合成樹脂を流し込み、
ヒビが広がるのを防ぐそうです。かなりたくさんのヒビがありましたが、安全性には
問題ないそうです。この、アンカレイジ内部へ入ります。
↑内部は縦28m×横16m×高さ30mの広大な空間が広がり、
時おり列車が通過すると、轟音が頭上から響きます。
南備讃瀬戸大橋の模型がありました。100分の1、全長17メートル。
この模型は、実際に鹿島建設による風洞実験に使われたものです。
↑アンカレイジから、エレベーターで昇ります。
このエレベーターが、定員15名。
ガラガラと、かなり振動があります。
昇った先は・・
↑瀬戸大橋は、上が自動車の高速道路、下が列車の2層構造という珍しい吊り橋。
まず列車の走る層を歩きます。数分に1回は、岡山=高松を1時間で結ぶ快速、
マリンライナーと遭遇できます。数メートル先をこのような高架で列車が通過するのは、
轟音と振動とで、とても迫力があります。
このようなところをいくつも通り、
2メートルほどの急で足場の短い階段を上ると、
高速道路の高さに出ました!
さらに階段を2メートルよじ登って、
ここから、最後のエレベーターに乗ります。
定員6名。13名なので3回に分けて乗りました。
続きは、続編にてお伝えします。
今朝、間にあうかな・・