ようこそ！「雲の上はいつも青空」

塩江温泉・行基の湯で温まり、旅の疲れも取れました。
この辺りで泊まって翌朝散策するのも気持ちいいでしょうね。
サニーはここで、塩江温泉とはお別れです

２４時間だけの恋人・トヨタヴィッツちゃんに乗って、塩江をさらに奥深く入っていきます。
走り始めて約５分で「徳島県に入りました」とナビが報告してくれました。ほとんど下り坂の
田舎の一本道を走ること約２０分（塩江から）で、徳島自動車道の脇町インターに到着。
ここから、高速に乗ります　暗い時間を移動に使うのは、サニーのひとり旅の極意です

初めての夜のひとり高速　
えー　いきなり一車線の対面通行ですか、慣れないヴィッツちゃんなのに
と借りてすぐは思いましたが、すぐに慣れました　慣れたら、いとおしいものです。
明日まで、この子に頑張ってもらわないとね。サニーの愛車はチェンジレバーが
ワイパーのところに付いていて、サイドブレーキも左足で踏むタイプ。
このヴィッツちゃんは左手でギッとやるやつだったので、道中何度もワイパーを
作動させたり、サイドブレーキ左手で引いているのに、何もない左足を踏んだり

走ること約２０分で井川池田ＩＣに到着、降ります。
ここからが、長い長い　この日は満月　うっとりするくらい綺麗なまん丸お月さんを
ちら見しながら、どんどん山奥へと入っていきます。やがて民家もなくなり、外灯もなくなり・・
うっそうと生い茂る木々に遮られ、月明かりも届かなくなり・・

気が付けばナビの地図からも外れています。山奥過ぎて、ナビにないエリアのようで、
画面が真っ暗です。追い討ちをかけるように、霧で真っ白になり、本当にこの道でいいのか
とも思いましたが、一応頭に入れていた地図を、間違ってはいないはずと自分を信じて進み、
走ること約４０分、やーっとありました　午後８時半過ぎ、無事到着できました

　　　←キャンプ村内部の看板、翌朝撮影

祖谷渓キャンプ村　サニーの今宵のお宿です　
入口の看板から下りていくものの、受付のようなところが見当たらないので
ちょうど遭遇した若者たちに尋ねると、一番下まで降りたところとのこと。
「カーブが急なので気を付けて下さいね」と、優しい言葉をかけてくれました。
降りていくと、ビックリするぐらいのヘアピンカーブが上の画像の通り３つ。
これを、ヴィッツちゃんはきれいに曲がってくれるのです。さすが、サニーのお供

管理塔で、受付をします。電話でお話ししたおっちゃんが、待っていてくれました。
どうも、お独りで管理されているようです。サニーは、到着が遅くなることと早朝出発だが
それでも良いか尋ねると、起きているからとのことで、予約を入れていました。（←前日に）

なぜここなのかとお思いでしょうが・・

アウトドア大好きサニーちゃん。ひとりキャンプがしたかったのです
しかし、到着時間が遅いことと、１０月下旬の山はもう寒いので、今回は断念して
バンガローにしました。実際、夜中すごく寒くてテントだったら凍えていたかもしれません。
早朝散策したら、誰ひとりテントを張っている人はいませんでした。

でも・・　いつかひとりキャンプを絶対やりたーい
自分で作った、自分だけの空間、というのに、ものすごく惹かれるのです
テント、欲しい・・　　　　　　　　・・そのうち買っていそう・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～続く～