JFL後期第14節の昨日、ロッソ熊本はアウェイの沖縄で九州リーグ時代の
ライバル・FC琉球と対戦、4-0と快勝。他の上位チームの結果と併せて、
JFLで今季3位以内が確定、Jリーグ参入がほぼ確実となりました。
J2加入の正式決定は、JFL最後の試合の翌日、12/3のJリーグ理事会にて
行われますが、成績面での条件「JFL上位4位以内」を満たし、悲願のJ入り目前。
ロッソ熊本は、2004年「熊本にJリーグチームを」県民運動推進本部が発足して
NTT熊本さんのサッカーチーム、アルエット熊本を引き継ぐ形で発足しました。
2005年の九州リーグ優勝、全国地域リーグ決勝大会3位でJFL昇格。
2006年前半好調だったものの、後半失速し、最終試合で5位にまで転落、
「上位4位以内」の条件を満たせず、無念の涙をのみました。
スポンサーや県民の盛り上がりなどの面からも、発足当時から「3年でJ」を
目標にしていました。それが、今まさに現実のものとなりつつあります。
「熊本にJリーグチームを」運動が始まる1年前から、裏舞台を見てきました。
九州リーグ時代には、北九州まで応援に行ったこともあります。入場料も要らない、
平らな学校のグラウンドのような運動公園で戦ってきた時代です。
選手なら誰もが「J」に憧れるでしょう。
「J」から、ロッソ熊本に移籍してきてくれた選手もいます。
まだ正式決定ではないですが、辛い時代を乗り越え、よく頑張ってくれました。
昨日は神戸にいて、知人がメールで知らせてくれましたが、ニュースなど映像を
見ることは出来ませんでした。今朝の地元紙で、1面トップはもちろん、社会面、
スポーツ面合計5ページにわたる詳報に、県民の意識の高さが伺え、目頭が
熱くなりました。
おめでとう、ロッソ熊本
JFL今季残り3試合、伸び伸びとプレイして、さらに「勝点9」を取りましょう
来季からは、もっと厳しい世界です。
着実に力をつけて、頑張っていって欲しいです