プチ家出・大阪編です
梅田で友人とお好み焼きランチの後、サニーはどうしても訪れたいところがありました。
それは、懐かしの母校、大阪外国語大学です。皆さんにはもうバレバレなので実名を
出しますが、大阪外大は先月10月に阪大と統合し「大阪大学外国語学部」となりました。
何年ぶりかは敢えて申し上げませんが、卒業以来初めて訪れます。
梅田からは、地下鉄御堂筋線・大阪急行で千里中央駅まで出て、
そこからさらに路線バスで揺られること40分で着きます。遠い
箕面の山の麓・・ 山手にある体育館裏では、猿が出たとも聞きました。
この記事の一部は同窓の者でないと解らない点あるかと思いますが、
いつも搭乗してくれている同窓の友人もおりますので、ご了承下さい。
事前に、土曜日に見に行っていいか確認してから行きました。
↑千里中央のバス停の路線図 ↑北千里
「阪大外国語学部」に変わっています
長~い坂道“外大坂”下の案内板も、「阪大」に変わっていました。
そして、到着した母校入口の案内板も・・
ちょっと、いや、かなり寂しいです・・
↑通称“墓石階段”。学園祭のときなど、ここも“俄かステージ”になります。
左側の建物は、外国研究に関してものすごい蔵書を持つ図書館です。
その前に、大きなパラボラアンテナがあって、外大の風景の一部として
溶け込んでいましたが、どこへ行ったのでしょう?
↑遠く下が、大阪市内です ↑グラウンド
「墓石階段」も「外大坂」もそうですが、“外大生用語”というのがあります。
ここは箕面の山の麓にあるため、大阪市内とは気温が数度違い、
冬、大阪市内で雨でもここでは雪が降っているようなところです。
このため、外大生は大阪市内のことを「下界」、大阪市内に行くことを
「下山する」と言います また、外大周辺が「間谷」という地名なので、
周辺に下宿している学生のことを「マダニアン」と言います。
母校では、土曜日夕方、クラブ活動や研究会があっていました。
もっとゆっくり見たかったのですが、時間の都合でまた路線バスにて下山します。
本数の少ないバス車内は外大関係者でいっぱいで、教授・学生・留学生など、
車内でいろんな言語が飛び交っていて、「外大」を実感しました。
梅田に戻って、ホテルで大学同窓会の総会・懇親会です。
今回のプチ家出の目的、それはこの総会に出るためでした。
懇親会の前に、先輩による講演会があります。今回は、関西大学学長の先輩による、
現在の国立大学の状況と、これからの国立大学法人のあり方について、具体的に
ユーモアを交えて解りやすく、楽しくお話いただきました。総会がずいぶん押していて、
講演1時間の予定を30分で切り上げて下さいました。皆さん、早く乾杯したいので
200名もいなかったと思いますが、「同窓会」であってサニーの「同期会」ではないので、
出席者はご年配の男性がほとんどです。サニーは誰ひとり知らない中で紅一点でも
全く気になりませんが、役員をしている1つ上の知っている先輩が一人いて、彼が
主要人物に「僕の後輩です」と紹介してくれ、いろんな方と引き合わせてくれました。
そして、前同窓会長さんから言われたのが、現在熊本県支部は冬眠状態にあるので、
立て直して欲しいということ。また、たまたま座った席でお隣のオジサマと話していたら、
何と何と熊本出身の方でビックリ 大学入学以来、ずっと大阪にいらっしゃるそうです。
その先輩、お正月映画『北辰斜にさすところ』の製作者とお知り合いだそうで、この映画に
エキストラとして出演しているので是非観て下さい、とチラシをくれました。嬉しそうでした
諸先輩方とさまざまなお話ができ、やはりこういった総会には
遠いけど行くべきだと思いました。 ・・ついでに、観光もできるし
私たちにとっては、名前は変わってもずっと、これからも「外大」です。
外大の校歌↑右側は英語バージョンです
懇親会は盛会、最後に全員で校歌を斉唱して、お開きとなりました。
校歌、初めて聴いた