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カテゴリ:鉄子の部屋
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本日3/15からのダイヤ改正で運行廃止される、熊本=京都間の寝台特急「なは」の ラストラン出発式が、大勢の鉄道ファンに見守られて昨夜、JR熊本駅で行われました。
寝台特急「なは」は、1968年10月1日から昨夜の2008年3月14日まで、 約40年間走り続けてきました。「なは」という名前の由来は、当時まだ米軍の占領下にあった 沖縄の本土復帰を願って公募から付けられたもの。72年に復帰した後も使われ続けました。 当初は西鹿児島=大阪間を走っていましたが、75年に山陽新幹線の博多開業に伴い、 夜間の寝台特急となりました。画像が多くて申し訳ありませんが、よろしくお付き合い下さい。
20:14の発車に先立ち、19:40からラストランの出発式があります。
30分前に熊本駅に着くと、出発ホームにはすでに人だかりが出来ていました。 この日の乗車券は発売後数分間で完売。また、3/14の日付け入りの記念入場券が 1ヶ月前に「なは号」に因んで“785”枚売り出されましたが、即日完売。
まずは「エイサー」を琉球國祭り太鼓熊本支部のメンバーが披露。
JR九州熊本支社長や来賓挨拶、 運転手への花束贈呈などが行われ、列車が入ります。
↑先頭の機関車は「ED7692」
↑一番後ろ
約20分ほど停車。乗車券を持たない人は乗車できません。 ちょっとだけ垣間見れましたので、ご紹介します。 ↓2人用の個室車両 「デュエット」 (中は撮れず)
↓1人用の個室車両 「ソロ」
老朽化がすごいです・・
↓B寝台 (1つのコンパートメントに上下左右4つのベッドがあります)
↓中のオジサン、ホームの観客をビデオに撮っています。 上記画像の真ん中の窓枠のようなものは、2階へ上がる「梯子」です。 取っ手を持って横に広げると、こうなります↓。
↓一番後ろの車両は電源車。ここから各車両に電気を送ります。
↑車掌さんも、このタイムテーブルとは今日でお別れ。
一日駅長は、熊本でレポーターや司会などでご活躍のタレント、大田黒浩一さん。
定刻の20:14、大田黒さんの出発合図で、汽笛を寂しく響かせながら、 大勢のファンが手を振ったり拍手する中、ゆっくりと出発していきました。 ↓ ↓ とうとう行ってしまいました・・ すごい人・ヒト・ひと!でしたが、 向こう側のホームにもたくさんいらっしゃったとは!
お顔の画像が撮れなかったので、ホームページより拝借します。 ヘッドマークには「なは あかつき」と書かれています。 「あかつき」とは、長崎=京都を結ぶ寝台特急。 長崎=佐賀の鳥栖までを「あかつき」単独で運行、 熊本=鳥栖までを「なは」単独で運行し、 鳥栖で連結され、京都まで併用運行となります。 この「なは あかつき」のヘッドマーク、先日盗難に遭い、 急遽レプリカを作ったとのことです・・
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