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カテゴリ:あそ熊本空港発
5/31(日)のご報告をいたします。 鉄子ひとりでお出かけ。熊本県北部の玉名までJRに揺られること約30分。 毎年開催されている、玉名・高瀬裏川の『花菖蒲まつり』を観賞して来ました。 JR玉名駅に着くと、JR九州「ウォーキングイベント」の開会式で賑やかです。 玉名の見どころに立ち寄りながら、ウォーキングを楽しむという企画。 開会式では、踊りや太鼓で若者たちが大活躍していました。 ウォーキングイベントには、中高年のご夫妻のお姿が多かったです。 イベント参加者ではないサニーもその方々にまぎれる形で 花菖蒲まつりの高瀬裏川まで歩くこと約15分。 まずはこの子がお出迎えしてくれました。 野良ちゃんです。 ベンチに座ってミャーミャー言っていたので、しゃがんで覗き込んだら サニーの膝の上によじ登ってきて離れなくなりました・・ なので、取りあえずここでまず1缶飲みました。 地元の方がお世話をされているようで、 ベンチの下にエサやタオル、座布団もありました。 抱っこしているので、皆さんサニーの飼い猫だと思って話し掛けられます。 ビールも飲み終わったし、そろそろ花菖蒲を観に行きたい・・ ちょうど地元の方がエサを持って来られて、食べている間に立ちました。 土手には綺麗なガク紫陽花が咲いていました。 ↓めがね橋 所々に地元のボランティアガイドの方がおられて いろいろと詳しくお話を伺うことが出来、とても勉強になりました。 水不足にも対応出来るよう、一角に「あやめ」も植え始めたそうです。 「花しょうぶ」は水は一時期のみ、「かきつばた」は水を好みます。 「あやめ」は水を嫌うので、ちょうど良いのです。 今年はまだ咲ききれないようで、数年後が楽しみです。
川の上の石垣についてもお伺い出来ました。 サニーの大学卒業論文テーマは外大で「建築」です。 このあたり大変興味があります。 画像の下の部分の石垣は江戸時代中期に築かれたもの、 それより上の部分は昭和に入ってから足されたものです。 石の大きさ、組み方が全然違うので一目瞭然ですね。 下の江戸時代の石垣も、上の部分はおそらく一部修復してあります。
ひとしきり花菖蒲を見終えて、ぶらりとご近所を散策しました。 由緒と貫禄を感じるお土産物屋さん等が軒を列ねています。 ケータイの都合により、残念ながら町並みの画像はありません。
花菖蒲まつり会場に戻ると、こんな団体さんと遭遇しました。 『熊本鉄道少年団』さん 真ん中のオジサマが団長さんです。 「私は入れないでしょうか・・?」と尋ねたら 小学4年~中学2年生が対象だそうです。 なぁ~んだ。 あと数歳若ければ。(爆) 県内あちこちの駅で清掃活動等をされているそうで、素晴らしいです。 ありがとうございます。 皆さんの雰囲気も和気あいあいとしていました。 これからも、頑張って続けて下さい。
さて、そろそろランチタイムです! 手づくり弁当をゲット、冷茶までつけて下さいました。 癒される“おふくろの味”です。 飲むのはモチロンこちら↓です。 玉名駅のキオスクで仕入れたプレミアムモルツ。 大好きな焼きアゴ(とびうお)が2本オマケなんですよ! ひとりで新聞紙広げて昼ビールを楽しんでいたら、 「隣りに失礼しまーす」とボランティアガイドさん5~6名が来られました。 ちょうど正午、お昼の休憩です。 その中のおひとりのオジサマが、お弁当は受け取って来られたけど お箸を取り損ねた模様で、周りのご婦人ガイドさん方から 「もう1回取りに行って来なさい!」と言われてまして、気の毒で・・ サニーが余分に持参していた割り箸を差し上げたのです。 そこから会話が始まり、オジサマは「玉名観光ガイドボランティアの会」の会長さんでした。 お話しているうちに、先ほどサニーにガイド下さったご婦人も休憩に来られました。 お名前は覚えておりました。他の方の名札を拝見していると、あら? 同じ苗字のオジサマが???ご夫妻でガイドなさっているそうです。 頭が下がります。 ここでまた皆さんからいろんな貴重なお話を伺うことが出来ました。 玉名は古墳も有名で、その出土品のアルバムも見せて下さいました。
玉名・高瀬裏川の花菖蒲、素晴らしいです。 でも、それだけでは観光は発展しません。 こうして地元を愛して温かくサポートして下さる皆さんがいらっしゃるからこそ、 また訪れたいと思うのです。 お気に入りの日奈久や人吉にも、同じことが言えます。 とても温かい気持ちで、また鉄子しながら帰途についたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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