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2009年10月07日
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先日土曜に参加した『食育』イベントの後編です。

炭火焼きの椎茸、とても美味しかったです。

その後は“給食”をいただいてみました。

これも休日なのに酒ナシで辛いのですけど・・

久しぶりに、どんなものかなと試してみたくなりました。

給食といえば、毎日本当に辛かった思い出があります。

過去記事を探しましたが、どこに書いたか判りません・・

とにかく量が食べられず、当時はお肉もまったくダメ、

毎日お掃除の時間になってもひとり残され、

先生とにらめっこの日々でした。

屈辱でした・・

あらゆる手段を使ってこっそり残していました・・

食べものさん、ごめんなさい。

学校生活で、給食が一番の苦痛な時間でした。

 

この日の“給食”は、1食300円、200食限定で

イベント開催地の給食センターさんが調理されたもの。

植木食育09100301

植木食育2

~お品書き~

からいもご飯  けんちん汁

三色なます  ざぜん豆  牛乳

 

いまどきの学校給食って、

食器もカワイイですね~

サニーの小中学生の頃は

数年前ですけど

アルミ製で冷たかったり熱かったりでした・・

 

からいもご飯は、さすがに旬とあって

からいもがほっこりと仕上がっており、甘味があります。

黒胡麻との相性も抜群ですね。

県産の白米は、よく噛ませるのが意図でしょう、

かために炊いてあります。

 

三色なますは、これも季節感があります。

柿・大根・摘果メロンの三色です。

植木食育3

酸味と甘味が程よい具合で、

お子さまにも食べやすいでしょうね。

刺激の強すぎる酢の物を食べて以来

ずっと酢の物が嫌いになってしまう方もいるので、

特に幼少期の印象は大事です。

 

けんちん汁は具だくさんです。

植木食育4

人参、大根、しめじ、えのき、ごぼう、こんにゃく、豆腐、ねぎ。

里芋があるとより美味しいですね。

身体には良いのですが、薄味すぎると感じました。

 

ざぜん豆は、お味は悪くないのですが

意図的なのか、水に浸す時間が短かったのか、

とにかく固くて一皿いただくだけで

顎が疲れてしまいました・・

 

らくのうマザーズさんの牛乳は、

まおちゃん(マーガリン)がTVCMやっています。

おそらく熊本県内だけでの放送でしょうね。

この牛乳が熊本県民にいちばん親しみのあるものでしょう。

 

総じて、とてもヘルシーなお食事で

“噛ませる”ものばかりなのも評価できます。

食物繊維もたっぷりです。

反面、周りの方も仰っていたしサニーも思いました、

「病院食」だと・・

特にけんちん汁はお味が薄すぎました。

また、脂っこいお料理は苦手なサニーですら

油が足りないと思いました。

もちろん胡麻も油なのですが・・

油はお味のコクも左右します。

動物性のたんぱく質は、牛乳と

けんちん汁のお出汁に使っているであろう鰹のみです。

これもちょっと足りないです。

お寺さんではないので、鶏肉を足すと良いと思います。

ただ、毎日がこのメニューという訳でもないですし、

今回は特に『食育』イベントを意識して

旬の県産品にこだわり、お野菜をたくさん摂り、

塩分控えめ、よく噛むお食事を

練りに練ってお考えになったものだと思います。

どうもごちそうさまでしたハート(手書き)

率直な感想をアンケートに書いてきました。

 

会場は開催地(植木)の町民センターのような施設です。

植木食育5

コスモスを挿してある“花瓶”はペットボトルを切って

切り口にカラーテープを貼ってあります。

ビー玉が沈めてあるのも粋なアイデアですきらきら

また、お手洗いにはお茶とコップが置いてありました。

うがいして下さい、ということなんです。

植木食育6

地元の方々の温かいおもてなしがとても嬉しかったですし、

施設の細かいところまで行き届いた心遣いに感心しました。

 

給食をいただいた後は、小学6年生の女の子の

童話の発表を聴きました。

牛の屠殺場で働く父を持つ小学生の男の子と、

屠殺場に運ばれて来る牛の“みーちゃん”と

その飼い主であった家の孫娘の

心の葛藤を語った童話。

我々がお肉を口に出来るまでの

さまざまな方々の思いのお話です。

涙が出ました。

けっこう皆さん泣いておられました。

 

今回で第3回目だったこのイベント。

“食”について考えるとても良い機会です。

今後とも続けていっていただきたいです。

もっとイベントをPRしないともったいないです。

なるべくお金はかけずに、ね。

ご関係者の皆さま、

貴重な機会をありがとうございましたきらきら






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最終更新日  2009年10月07日 10時46分57秒
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