ようこそ！「雲の上はいつも青空」

昨日は『SL人吉』クンと日帰りデート。

帰りは八代で下車して母と待ち合わせ、毎年恒例の

「八代全国花火競技大会」を鑑賞してきました。

全国の花火師さんたちの13000発の光の競技大会です。

熊本県内はもちろん、県外からお越しになるお客さまも多いです。

球磨川の土手から鑑賞します。すごい人、ひと、ヒト…

橋の上も、民族大移動中です。

日が暮れるとものすごく寒いので、冬物のダウンジャケットを持参しました。

人吉駅にて仕入れていた「鶏のてりやき弁当」を母と半分こして開会を待ちます。

秋の夜空の花火もまた粋なものです。

球磨川の水面に映える花火を眺めながら、

この沿線を彼は走っているのだなぁと、思いを馳せました。



当然ながら、帰りは大混雑です。

母と駅まで歩き始めたら、ゆっくりゆっくり歩いておられるお爺さま発見。

ん？ ちょっと危ないかも…

さりげなく「楽しめましたか～？」と話し掛けると、

歳をとって身体は不自由になり、目も悪くなってしまったが、

亡き妻との思い出の大会なのでどうしても見に来たかった、とのこと。

母を先に行かせ、私はお爺さまとゆっくり歩いて駅に向かうことにしました。

もうすぐ駅に着く、という時に、後ろから若者に押されて

どーん！と転びました。窓に投げ付けられたカエルみたいな転び方です。

（熊本県民さん、カエルば“びきたん”て言いなはらんですか？）

トホホ… ジーンズは破れて膝から血が…

しかしお爺さまに何ごともなくてホッとしました。



その後、母からメールが来まして、

「先に列車に乗った。○○駅で待っている。」と。

返信しようとしたら、携帯電話の充電がなくなってしました…

あぁ、遅くなるのに、母よゴメンナサイ…

お爺さまを熊本駅までお送りして、引き返して自宅最寄りの駅へ。

母の姿はありませんでした。もうきっと自宅に着いているはずなので、

公衆電話から自宅に電話すると、母が出ました。良かった！

ごめんね、これから帰るから、と伝えて駅に待機していたタクシーに乗り込み

行き先を告げると、運チャン「さっきお母さんの乗んなはったよ」

「だいぶ待っとんなはったばってん、娘の来んけん先に帰るて言いよんなはったよ」

あらまー。親子で同じ運チャンにお世話になったのですね。

思えば昨年は、母と姉を先に帰して、松葉づえのオジサマをお送りしたのでした。

お身体の不自由な方でも安全に楽しめる花火大会にしたいですね♪