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カテゴリ:鉄子の部屋
転車台のクルクル『SL人吉』クンも今季はこの日が最後。 無事に見届けて、人吉駅ホームへと移動します。 下り人吉クン到着時にポコさんをお出迎えするべく皆さんとホームにいたところ、 人吉市観光振興課長さんが「お世話になっております」とお名刺を出されました。 市長さんからもお話を聞いておられたようで、サニーのことをご存知でした。 その際に、上り人吉クン発車前の14:20から 今季ラストランの出発セレモニーを行う予定だと教えていただきました。 ピンクのハッピの方々は、人吉温泉宿の女将で結成される「さくら会」の皆さま。 機関士さんへ花束の贈呈。人吉市長さんからは大きな焼酎が贈られました。いいなぁ~! 客室乗務員さんの紙袋には、「さくら会」さま手づくりの折り紙のお雛さまが入っています。 私たち乗客も戴いたのですが、まだ画像を撮っていませんでした・・ 後日アップします。 客室乗務員さんの胸元には赤いバラの花がさしてあります。 これは汽笛さんのアイデアで、うさぴーさんがお花屋さんで仕入れて下さいました。 この日が客室乗務員さんとしてのお仕事が最後の方も居られて花束も準備。 汽笛さんのお心遣いに感動しました。 乗務員としても、自分のラストランはとても思い出に残るものです。 私の場合は、ラストフライトは名古屋ステイでした。 ステイ先のホテルが(ホテル側の都合で)1部屋だけスイートルームにアップグレイドされていて 通常はシニアクルーにアサインされるのですが、サニーが使わせていただけてラッキーでした☆ (通常はツインのシングルユース、家族やお友達を泊めてもO.K.です)
報道各社も来られていて、た~くさんの皆様が別れを惜しむ中、刻一刻と過ぎていきます・・ 名残惜しいですが、もう乗り込まないと・・ ポコさんと乗車して、最後尾の展望ラウンジへ。 人吉市長の万歳三唱で発車。たくさんのお見送り、ありがとうございます。 ↓一勝地駅にて ↓白石(しろいし)駅にて ↓瀬戸石駅にて、別府から人吉へと長旅の「九州横断特急3号」と行き違います。 トンネルを抜けると、そこは雪国ではなくて・・ 球磨川第1橋りょうでした!最後尾の展望ラウンジから後ろ向きに、文字も撮れました! ↓坂本駅に停車中。車掌さんへ地元の方から花束とプレゼント。ぼんたん(柑橘類)でしょうか?
奇跡的にきっぷが取れたポコさんとは、なんとお席が通路を挟んで斜めでした。 サニーは2名席の窓側、ポコさんはその斜めの4名ボックスの通路側。 サニーのお隣さんは、荷物を置いてはおられますが、お姿が見えません。 お荷物から察するに、男性おひとりで展望ラウンジで写真を撮っておられるのでしょう。 しばらくして一度お席に来られたので、お座席の変更をお願いしてみました。 お隣さんのお席は、進行方向逆向きの通路側。 ポコさんのお席は進行方向向きの通路側なので、先方にとって条件は悪くないはず。 恐る恐るお願いすると、「どうぞ、どうぞ!僕はほとんど座ってないと思いますし。」 と快諾いただき、ラストランにふさわしくポコさんと人吉クンデートを楽しめました♪
日も沈んだ頃、やはりドキドキします・・ 豊肥線の観光列車『あそ1962』が12/26をもって運転終了するので 『SL人吉』クンとの並走の姿はもう二度と見ることが出来なくなるのです。 ポコさんと、この日も機関士さんに「並走絶対お願いします!」とお願いしました。 川尻駅を過ぎてそろそろです。落ち着きません。すると、急に人吉クンがゆっくりになり・・ (また失敗!接写モードになっていました・・) 「あそ1962」と並走!しかも、お互い、ゆ~っくり走っています! いつもは一瞬であっという間なのに、こんなスペシャル演出をして下さるなんて! 2分弱ほど一緒に走ったのですが、5分間ぐらいに感じるほど長かったです。 そして、熊本駅にとうとう着いてしまい・・ 最後の並走の演出で、すっかり頭が真っ白になってしまいました。ぼう然・・ 人吉クンに、感謝の気持ちを込めてしばらくのお別れを告げます。 この日の人吉クンは、いつもより6分間ほど長くホームに居てくれました。 見送った後も、これって本当に現実なのだろうか?となんだか 夢の世界に居るような気がしました・・ また元気に帰って来てね☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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