カテゴリ:日常生活
昨夜は下川町文化講演会。講師は紺野美沙子さんで、国連開発計画(UNDP)親善大使として「今、私たちにできること」というテーマでした。
紺野さんの女優になったきっかけ等、みんなが楽しく聞ける話から始まり、本題の世界の貧困その現状、そして「今、何ができるか」という話へ展開していきました。 実際にはテーマに興味は無いけれど「有名な女優だから」という理由で参加した聴衆が多いであろうこと、また聴衆の年齢層を考慮してか、平易な日常的な言葉であまりカタカナ(英語)を使わず、とてもわかりやすい内容になっていましたね(苦笑) 惜しむらくは、参加者に中・高校生がほとんどいなかったこと。シニアの人々よりも、これからを担う子供たちに聞いて欲しい内容でした。 講演を聴きながら感心したのは、下書き台本など無く全てを「彼女の言葉」で語っていたことです。本当に彼女の思うところを素直に言葉にしているのがよくわかりました。そして、客席に降りてきて通路を歩きながら話したり、聴衆とのコネクションを非常に大事にして語りかけていました。もちろん女優さんですから「話す」ことが上手なのはいうまでもありません。 日本に帰ってきて、初めて「きれいな日本語を素敵に話している」のを聞いたような気がして、とても清々しい気分になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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