HOUSE 4 #71 Alone
『一人ぼっちのハウス』シーズン4、プレミア。あれから2週間、ハウスは新しいチームを雇うこともなく、ギターを弾いて遊んでいるだけ。さすがにカディの雷が落ちるが、チームを雇うのを嫌がるハウスは、一人で今日中に患者の病因をあきらかにしたら、1週間の休みをもらう取引をする。ギター弾くなら家でやれ~と言われそうですが、2週間も黙っていたのはカディの「温情」ということですね。そして「どうせ、一人じゃできないわよ、チームを持たざるを得ない」というのがカディの読み。ウィルソンもあの手この手でハウスにチームを持てと迫りますが、もう、やんちゃな2人が楽しすぎる!今シーズンも絶好調だなあ~患者はガス爆発でビルが崩壊し下敷きになって救出されたメーガン。メーガンは全身を骨折し火傷を負っていて、まだ意識が混濁しているが、2日経って発熱してきた。解熱剤も抗生剤も効いていないようだ。感染症を疑い、ハウスはウィルソンを連れて自宅に押し入り、原因をさぐる。そこでメーガンの日記が見つかり、鬱症状で抗うつ剤を飲んでいたのではないかとハウスは考えた。母親の同意を得て血液を透析し、意識が戻ったが頻脈が続いたため、心臓の検査したが異常はなく再び発熱。ハウスはメーガンがアルコール依存症ではないかという。点滴でアルコールを与えたところ、症状が治まったかに見えたが今度は内出血で危険な状態になる。メーガンはピルを飲んでおり、抗凝固剤を処方されたのが内出血の原因だと思われる。メーガンの恋人ベンは、メーガンが中絶手術を受けていたことを聞いてショックを受ける。ついにクラッシュ症候群で手の施しようがない状態で、ハウスは相談相手も得られずお手上げとなる。しかし、患者の腕にしこりが見つかり薬に対するアレルギー反応だとわかる。ハウスは、倒壊事故でメーガンの同僚リズと取り違えて治療していたことに気づく。症状は間違った薬を与えた結果起こったのだった。メーガンはすでに亡くなっていたのだ。ハウスはカディの説得で、ついにチームを雇うための面接をすることにする。それも、時間をかけてこれから候補者28名から選ぶと宣言する。とにかく、まずハウスの相手をした掃除夫の「バッファー先生」が最高。以前もありましたが、ハウスが病名を考えるときにチームはその辺の人でも代理ができると思っているので(爆)、畑違いのバッファー先生でもそれなりに役に立つようです。いや、患者の恋人を慰め、自宅に無断で入るなんてできませんと、ハウスの良心の働きもして、まさに一人3役か。(爆)さすがに勝手に母親から同意のサインをとろうとしたのはやりすぎでしたが。あまりに面白いので、サブレギュラー的な役割でも良さそう。そして、カディがハウスを孤立させる戦法を採ったの対し、ウィルソンはハウスの大事な大事なギターを人質にとって、テロリズムで対抗する。こちらは、目には目をの戦術でハウスもウィルソンの患者を人質にとっておりました。(笑)その部分はお笑いでしたが、事故は悲惨で取り違えられたリズの受けた傷は痛々しくて実際、こういう間違いも起こりうるのかも知れませんね。どんな形でも生存を臨む家族や恋人にとって、不幸な結果になり本当に気の毒でした。それにしても、チームがいれば、キャメロンが恋人の言葉を信じて症状に疑いを持ったかもしれない、フォアマンがハウスの間違いを正そうとするだろう、チェイスがハウスは正しいと証明しようとするだろう、というカディの言葉は、ハウスのチームの機能についての認識を一新させてお見事でしたね。"Cameron would never have accepted that this guy knew nothing about the love of his life. And as soon you claimed it was multiple conditions, Foreman would have done anything to prove you wrong. And then, Chase would have done anything to prove you right."負けを認め、自分で選ぶのが面倒なのか、ハウスはありったけの候補者(28人)に対して、史上最大の面接作戦を行うことを宣言。候補者たちは過酷な戦いを強いられることになります。途中でちらっと出てきた女性医師は、もしかして本命なのかしら?