CSI:マイアミ 7-14 「君のいない人生」
おなじみの特別ゲストを迎え、Calleighの人間関係にスポットライトを当てたエピソード。意外にも(爆)CSIらしく細かな証拠を集め、そこから犯人を引き出す場面が多かったですね。途中、Calleighの命がどうなることか!とドキドキしましたが、最後は本当にじーんと来て良かった。やっぱり、Alexxが懐かしいです。早く戻ってきて~(涙)以下ネタバレ空き家で異臭がすると通報があり、現場に向かうCalleighとRyanが愉快です。車を乱暴に飛ばすCalleighに、「頭に来た女(mad woman)みたいな運転してたでしょ?」とRyanが声をかける。「嫌なら次は運転替わってね。」と、冷静を装うCalleighはバレバレでしたね。逆に「デルコと何かあったの?」と突っ込まれるということは、やはりこの間の乗馬やら何やらで、E/Cの関係は傍目にもぎくしゃくしているのでしょう。「何のことかしら?」「言っている意味、判るだろ?」「もういい加減にしてよ。」この2人の気さくな関係が良いですね。屋根裏部屋に上がった2人が何者かに閉じ込められ、火災が起こる。CSIが炎に包まれるのは、一体何回目でしょうね。少なくともRyanは2回目?(爆)しかし、Calleighが遺体も一緒に搬出しようとして煙を吸い込んでしまう。このために、後で大変なことになりました。部下が巻き込まれたとなると、Horatioも火災現場で自ら証拠を探します。そこで見つかったのは、不況でこれをビジネスチャンスにしたいと、下見に来ていたJeffの名刺。しかし、死体の男は知らないという。見つかった死体には、ヘロインを常用していた痕跡があり、爪の間から発見されたDNAでAstorという容疑者を取り調べている途中、Calleighは急に呼吸困難になって病院に担ぎ込まれてしまいます。もう、彼女を心配するEricの形相と言ったら、ものすごい。Emily Procterも迫真の演技です。そしてなんと、向かったERでは検死医から仕事を替わったAlexxが待っていました!こんな時に頼れる人の顔を見ると、涙が出そうになります。"Calleigh, stay with me !"Calleighには人工呼吸器が付けられ、Horatioへの説明ではかなり深刻な状態のようで、ベッドサイドではEricがじっと見守ります。「君なしで仕事するなんて、考えられない。君のいない人生なんか想像も付かない。」"I can't imagine going to work without you. I can't imagine living my life without you."ついにEricが告白した?しかし、Calleighは眠ったままですね。寝ているだけでも、Calleighは美しいなあ~遺体から取り出された弾丸で身元が割れ、Calleighたちを襲った銃を持っていたGannon(The Wireの”バード”役)を追跡するMDPD。ヘリコプターまで動員して、最後はRyanが追いかけます。Wire繋がりで言うと、薬剤師がやはりThe Wireでボクシングのトレーナーをしている人でした。NYと違って、マイアミでCSIが走るのはあまり見かけませんね。Flankがゆさゆさ走っていたくらい。(爆)Ryanは若いのでさすがに足が速いですが、最後に良いところで待ち受けていたのはやっぱりHでした。(笑)Gannonは空き家で売買されていたヘロインを受け取りに来て家に火を付け、死んでいた男「ドク」は顧客だったという。その「ドク」はAlexxの勤める病院の外科医で、病院の新薬を街に流していた。その外科医を調べるため席を外すことになったEricは、Calleighの腕に自分の腕時計をはめてやります。「もし、目覚めても僕がついているよ。」というメッセージなのでしょう。(ヴァレンタインの時期ですね、ハート)この外科医は倉庫を改造し、無許可で臓器移植をしていたのですね。久々にAlexxとEricが組んで、即席の指紋検出キットを作り出すなどという楽しいシーンがありました。そして、外科医に移植臓器を渡していたのが、Calleighが取り調べようとしたAstor。闇で臓器を売れば金になる。ところが、手術中失敗が起こり患者が死んでしまった。遺体はエバーグレイズに捨てたという。「いずれも俺のせいじゃない。」「遺体はどこにある?」「3番目の標識、鷹の軌跡を飛べ」「君にとってはそのほうが良いね。」"Well, it better be for your sake."そして、見つかった遺体からは腎臓を売ってビジネスの借金の支払いに回そうとしたJeffの腎臓が見つかった。気の毒に、あの家を買おうと思ったと言っていたJeffは、ギャンブル好きでヘロイン中毒のやぶ外科医に手術してもらったために、合併症が起きてしまった。「奴のせいで、俺は死ぬんだ!」「Jeff、自業自得だ。(It's your fault that you're dying.)」シビアというのか、多少気の毒そうなHoratioのお言葉でした。(爆)もしかしたら、Jeffは公判まで保たないかも知れませんね。危機を脱し、目覚めたCalleighは「メッセージ」を受け取ったでしょうか?「あなたがいたのは判っていた。」「まさか。じゃあ、言ったこと聞こえた?」「ええ、夢を見ているみたいだった。」「あれは現実だよ。」「死なないで(Will you stay with me ?)でしょ?」「外れだ。いや、君が望むならいるよ。(No...Yeah, as long as you want me to.)」力が入った分、Ericは力が抜けてしまいました。(爆)あ~どうなるこのすれ違い。固唾を呑んでキスするんじゃないかと待っていたのですが、残念でした。そして、別れ際にAlexxとHoratioがにこやかに現状報告していました。Alexxは息子との時間を増やすために、週に2,3日のパートタイムをして母親業に徹しているらしい。「ところであなたたちの方はどうなの?」「がんばっているよ。(WE are hanging in there, Alexx.)」この"WE"が誰のことなのか、ラボのメンバーのことなのか、カイルと自分のことなのか?が気になりますね。AlexxはHoratioを家族が揃う夕食に招き、2人は気心の通じる者だけに判るハグを交わしていました。実に美しいシーンでしたね。いつかAlexx(Khandi)も子供が手を離れたら戻ってきてくれるでしょう。最近はどんどんRyanがかっこうよくなりますね。タイトルはナット・キング・コールの名曲「煙が目に染みる(Smoke gets in your eyes)」をもじっていましたね。邦題は私のレビューから取りましたか?(笑) Thompson by The American Dollar