CSIマイアミ 9-19 Caged
『檻の中の強者ども』ノンストップで緊張感が続き、あまり考えることもなく一気に見られました。格闘技の試合は普段あまり見ないのですが、リング上の対戦は迫力があったように思います。たまにはこういうのも良いですね。マイアミ・デイド署では脱獄犯残り2名のうちDante Krollの情報を市民に求めることにした。Danteはマーシャルアーツの達人で、喧嘩で殺人を犯した危険な男。珍しくFrankがマスコミ対応をしていましたね。今回はFrankの出番が多くて満足です。(笑)Ericは通報でDanteを目撃したという場所に突入。画面はまるでシューティングゲームのようです。司令塔となったAVラボはまるで、NCIS:LAみたいなハイテクですね。Frankも負けずに最新機器を操っていました。Danteはすでにその場にいなかったが、仲間だったMike DarrowをRyanが捕まえる事ができた。今週もマイアミCSIメンバーは走ります~そして警察官を装ったDanteは、一般人を残酷に殺し荷物を奪って行った。なぜ、Danteはマイアミから離れないのか?Horatioは、元トレーニングパートナーでDanteに不利な証言をしたLogan Shepherdに復讐を果たすつもりなのではないかと考える。Loganは古巣のマイアミでチャンピオンシップの試合があるという。Loganは今回が初めての登場だと思いますが、Horatioとは古く深い繋がりがあるらしい。裁判以来と言っていましたが、その時から今はすっかり立派になったLoganを前に、Horatioが相好を崩しておりました。何気ないシーンなのですが、こういう演出が上手いですね。きっとHoratioの励ましがあったと思われます。危険なので今回の試合は中止したらという意見が多い中、Loganは闘うと宣言する。まあ、そうでないとおもしろくないですよね。(笑)今回もCalleighの出演シーンはほんのわずかでした。彼女が被害者から採取した証拠を処理するのが、同じブロンドのMolly。多分、Emily Procterが完全復帰していたら、Mollyのパートを演じるのでしょうね。その分、今はRyanはMollyとの絡み?が楽しみになりました。RyanはMollyに先輩ぶって現場に連れ出したり、Jonathan Togoも何だか楽しそうです。(笑)殺された一般人は、Loganが試合をするアリーナの警備担当者だった。Danteはどこにでも入れるIDと制服と銃を手に入れており、これは一刻も先を争う事態となってしまった。被害者の妻に同情するNataliaの表情が優しくて良いですね。試合会場の観客など、それっぽくて良かったですね。多分、狭い場所で撮影してそれを広く見せているのでしょうが、違和感なかったです。そしてHoratioとEricがアリーナの貴賓席にいるのは、萌えシーンかも。(爆)Danteはすでに会場に入っており、危険なのでタイトルマッチを中止して欲しいというHに、金儲けに熱心なオーナーは絶対に中止しないという。「後悔することになりますよ。」「私はあまり後悔することはない。だからこのビルを所有している。あなたは…自分の携帯電話も持っていないんだ。」嫌みを言われても痛くもかゆくもないHoratioです。試合の開始と共に、CSIメンバーは会場に紛れているDanteを探し始める。Walterは半ばにしてやっと出てきました。怪しい動きをする男がいたのでWalterとEricが取り押さえるが、単なるカメラマンだった。「バカをやり過ぎで逮捕される前に、さっさと出て行け。」Walterがいかした事を入ってくれます。そのころ、昔武器に使われたという化学物質の手がかりで、RyanとMollyがDanteの隠れていた倉庫の中へ。いくら練習をしていると言っても、Mollyは銃を持つ姿が全く様になっていませんね。危なっかしいです。その代わり、色の褪せた青写真を処理して、Danteの本当の目的を見つけ出した。彼の目的はLoganと思わせておいて、地下室の金庫の金を奪うことだった。アリーナのHoratioから無線でCSIメンバーに地下室へ急げと命令が下る。「Dante、出口は無いぞ!」激しい撃ち合い。この盛り上がり方は何だか「24」のような展開ですね。(笑)でも、出口はあったんですね。Horatioとしては、ちょっと抜けていました。アリーナの人混みの中へ逃げ出したDanteを追ったRyan。ホシを捕まえたのは良かったが、最強のファイターを彼一人で大丈夫だろうかと思ったら、案の定やられてしまいました。殺されなかったのは不思議です。(爆)そして、意外にもパソコンとお友達なFrankがLoganとの接点を見つけ出していた。DanteとLoganは事前に電話で話をしていたらしい。そしてこれも予想に反して3ラウンドでダウンしたLoganは救急車に担ぎ込まれ、Danteはその救急車を奪う。なるほど、始めからそのつもりだったのですね。復讐、復讐と言い続けてきたので、すっかりこちらも騙されてしまいました。「Logan、私の目を見ろ。お前を信じていたんだ。」裏切られ残念そうなHoratioでしたが、これは理由があると判っていたのでしょう。妻を人質に取られてしかたなかったというLoganは、Danteの強盗殺人に手を貸すことになり、結局はHoratioに妻を救ってもらうことになってしまった。「妻は殺されるに違いない。」「その心配は我々がする。」妻の誘拐にはやはりMikeが関わっていたことがわかり、EricとRyanがMikeを締め上げる。これも「24」風。(爆)Danteは思い出のグラブを取りに倉庫へ戻っていた。すでに警察が封鎖しているのに大胆な奴です。サイレンの音は聞こえなかったのかな?そして最後はDante vs. Horatioの無制限1本勝負。見張りの巡査が殺されているので、Hのお怒りは相当のはずです。でも、表には感情を見せません。「遅かったな、警部補。これまで50回もマイアミに来られたぞ。」「ではなぜ去らない?」「やり残したことがある。」この男、ただ金が欲しかっただけではないのですね。ファイターとしての誇りもありLoganには自分がベストだと思い知らせたかった。それが叶って無謀にもHに銃を向けるものだから、あっさりと撃たれてしまいました。それも2回も。「これが負ける感覚ということか。(This is a feel to be on your back ?)」「Dante、人生とはは発見だ。(Well, life is about a discovery, Dante.)」久しぶりに聞くHの「人生とは」でした。(爆)助かったものの、まじめなLoganは悩み続ける。Horatioは人生の師として「一人で悩むべきではない」と優しく諭す。Loganには愛する妻がいる。それを見るHはうれしそうでもあり、ちょっと寂しそう。「これからどうすれば。」「前に進め。」「どうやって。」「すべてにベストを尽くせ。戦い続けるのだ。」最後はまるで自分に言い聞かせるようにHは立ち去っていきました。単なるギャングだけでなく、脱走犯にはいろいろバリエーションがありましたね。単純なストーリーではありますが、誠実なチャンピオンとHoratioとのふれあいが爽やかで、後味が良かったです。"Gary Is a Robot Feat. Micro Jaxson & Trackademicks" by Amp Live