|
どんなに頭脳が優れていても、何もわかっていないというか、要するにあなたたち何をやっているの、ということですね。
タイトルからは「ぐるぐるまわーるー、回転木馬ー」という、陽気なメロディが思い浮かんで、妙に内容に合っているなと思いました。 他に深い意味があるのかわかりませんが。 今回はいよいよSVU女子部の活動開始ですね。 シンガポールから旅行中のリア・タンがレイプされたようだと、同じホステルに宿泊しているモーラから通報があった。 リアとモーラは前夜、バーで2人組の若者にナンパされ、リアだけがもててチヤホヤされるのでモーラは先に宿に戻ったが、シャワーでリアが倒れているのを発見したという。 モーラはこの旅行でアメリカ人男性とのアバンチュールを期待していたが、なぜか2人組はリアに熱心だったという。 リアは酒を飲まされて意識が朦朧としており、白人とアジア系の男が「言葉で殺すゲーム」をしていたということくらいしか覚えていない。 リアはすぐに帰国を望むが、オリビアたちは捜査の協力を求める。 リアがホステルに戻ったのは、白タクの運転手に担がれてで、運転手は「ハイジャック」というバーで20代の若者と一緒に乗せたと認める。 しかし、途中でバスに乗ると言って2人は先に車を降りた。 彼らが降りた場所の近くには格安バスの乗り場があり、深夜にケンブリッジに向けて出発する便があった。 レイプ検査では犯人のDNAは出ず、リアは帰国便を予約してしまう。 ブルーノとベラスコは2人組がケンブリッジ工科大学のロボットラボの学生だと突き止め、面会に向かう。 ヘイデンとフレデリックは、昨夜リアと飲んだ事を認め、ヘイデンはリアとトイレでいちゃついたが、レイプはしていないという。 店内カメラの映像からも、2人はモーラには全く興味がなく、ひたすらリアにつきまとっていたことがわかる。 2人が5時間もかけてNYCに出ていくのは、大学生活では女性が少ないからと説明する。 リアにヘイデンとフレデリックの写真を見せると、昨夜の男たちだと認める。 ヘイデンとトイレに行った時、自分から誘って性的な行為をしたが、レイプはされていない。 家庭が教会関係で厳しいので、バージンを失うことは望んでいなかったという。 レアはフレデリックをホステルで見かけたと証言し、サイクスはモーラ、リア、ヘイデン、フレデリックの行動分析をやり直す。 オリビアは2人組が近隣のホステルで宿泊し、類似の事件が起きていないか調べるように命じる。 ブルーノとベラスコは大学キャンパスのフレッデリックの寮を訪ねる。 壁に世界地図があり、そこに色違いのピンが刺さっており、2人組と親友だというダスティンは「言葉で殺す」ゲームの結果だという。 フレッドリック、ヘイデンの事情聴取では、大学生活で身近の女性と交際しセックスをすることに困難を感じているという。 女性との対応を間違えると人生を誤る。 その点、旅行でNYCを訪れる外国人女性たちは積極的だし、後腐れがない。 ゲームのルールはヘイデンが作り、レイプはルール違反だと説明する。 しかしダスティンによると、ヘイデンとフレデリックはターゲットの女性に酒を飲ませて乱暴に扱うという。 世界地図のシンガポールには2人のピンが刺さっていた。 しかしヘイデンとフレデリックは先にタクシーを降りたと無実を主張し、弁護士を着けてしまう。 オリビアは「成果」を記録する担当がいると考える。 FBIのクレイから、2ヶ月前にブルガリアから訪れたニコルが、同様の被害にあったという情報があった。 領事館で再来米しているニコルから直接話しを聞くと、やはりヘイデンとフレデリックと思われる男性とバーで飲んで、ホステルに戻ってからヘイデンにレイプされたという。 ダスティンも最初にいたのだが、食あたりだと言って先に帰った。 それと、1週間後に遺伝子診断の会社から、遺伝子の変化を示す結果を知らせてきたという。 自分ではDNAを提出した覚えはないのだが、SVUは「記録係」がケンブリッジ工科大学の遺伝子研究所の友人だと突き止める。 ヘイデンらが交渉をもった女性のDNAを勝手に採取して渡し、その女性たちの国籍を集めることはまるで世界旅行をしているようで、楽しかったという。 呆れる供述だが、最後に検査した検体は「リア」であり、提出したのはダスティンだわかる。 リアの件でフレデリックは起訴されないことになったが、ヘイデンはニコルへのレイプ容疑で追及されることになった。 リアは事実を知ってショックを受けるが、力になりたいというオリビアに、ただ帰国したいと答える。 大学はこの3人に対して事件を公表して停学処分にした。 オリビアは25年もこの仕事をしていることについて、SVUでの仕事が人生の目的を与えてくれたという。 最先端の研究をする学生で、優れた知能を持つけれども、思考は中学生のまま? 倫理観や相手の人格を尊重するという発想がなく、相互理解を積み重ねて人間関係を築くこともなく、ゲームとして女性を口説いてものにするというのは、結局は世の中の他の男達とかわらない。 奨学金をもらってコツコツ勉強しているだけではだめなのかなあ。 というところで、「ギャラクティカ」のバルター博士を思い出しました。(笑) 最初リアを襲ったのはホステルのオーナーかな、と思いましたが、まあ3人目というのもわかりやすかったですね。 気になったのがジャスティンの日本人のガールフレンドで、英語がしゃべれないのになぜ大学にいるのか、なぜ大切な彼女がいるのにダスティンがゲームを続けていたのかがわからない。 あの日本人女性(ネイティブではなさそうでしたが)がいることで、良い人アピールをしたかったのかな。 彼女も外国人なので軽んじられたということでしょうか。 今回はサイクスがFBI仕込みの行動分析を口にするとか、カリーが「IABでは」と言ってみるとか、変化を感じました。 それでもやはりカリー警部の働きが物足りませんね。 マフィンを焼いてくるくらいしか、することがないのかしら。 組織内部の問題を扱っているのだから、市民の事件にどう応用できるのか難しいところだと思いますが。 ブルーノとベラスコはGood cop, Bad copの役割で上手く活躍していましたけど、そういえば今回はフィンもカリシもお休みでした。 新生SVUのスタート、というところで残念ながらお休みに入りますが、ちょうどよいタイミングだった思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Law&Order:性犯罪特捜班 S21-] カテゴリの最新記事
|