|
カテゴリ:アメリカ生活一般
今日知ったのですが、私の住むチャペルヒルの隣のダーラムという小さな町の、公立校の始業日が8月10日から8月25日に変更されています。この手の日程がほとんど固定されている日本の感覚からすると、これってすごいことだと思うのですが、どうしてだと思います??
教師をしているアメリカ人の友人が言うには、これはこういう効果をねらっているそうです。 夏休みはアメリカ人にとって一大バケーション期間である。 ↓ 夏休みが延びれば旅行に出かける家族連れが増える。 ↓ 観光産業が潤う。 ↓ 経済全体が刺激される! ・・・どう思います?私が思ったのは、経済を刺激するために学校の始業日(アメリカは夏が始業)をずらすということをまず考える発想に感心するとともに、それを実現してしまう実行力にもうほとんど驚嘆しました。 わが日本国は、もっと実現するのに抵抗がなく、効果があるのではないかと思われるサマータイムでさえ導入をためらう一方で、逆に一度決めると失敗とわかっても政策の変更はとても困難です。だいたい、経済状態で見れば、なりふり構わずに何でもしなきゃいけないのは我が国の方じゃないですか。こんな些細なことからも、改めてアメリカという実験国のすごさを見た気がしました。 ま、どれだけ効果があるのかは、これからの見物ではありますけど(って、ほめてんのかけなしてるのかどっちやねん)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 23, 2005 12:00:26 PM
コメント(0) | コメントを書く
[アメリカ生活一般] カテゴリの最新記事
|
|