みなさんもご存知の通り
先週の金曜日、大きな地震がありました。
その時間、私は、学級閉鎖でお休みだった、かげと
午前保育で、帰ってきていた、あきと一緒にいました。
せーなは、ちょうど下校時間で、そろそろ学校を出る頃で
ちいも学校で、旦那も仕事に出ていました。
長く大きな揺れを感じ
慌てて、あきとかげをコタツの中に潜らせ
外へと続く家中の窓や扉を開きました。
そして、二人が入っているコタツが
ズレないように私が押さえていました。
ですが、激しい横揺れに耐え切れず
ガラス窓も激しく振動していて
身の危険を感じたので
あきとかげが入っているコタツの中へ頭だけ入れ
両腕で二人を抱え込むようにしていました。
そしてようやく揺れがおさまり
コタツから出てまたしばらくすると大きな揺れが…
再び、あきとかげをコタツに入れ
「大丈夫だよ！」と声をかけながら
揺れがおさまるのを待ちました。
時計を見たら、せーなが下校途中の時間…
きっと外にいるんだろうと玄関を出たところで
再び地震…
かげにあきの事を頼み
せーなを向かえに行こうとした時
せーなが泣きながら走って帰ってくるところでした。
せーなは校門から出た時に地震がきて
校門から一番近い、給食室から学校内に避難していたそうです。
そして、先生からの指示で
同じ方向の子達と帰りなさいと言われたとか…
けれど、家の方面には小学生は、あまり居ず
ほとんどが高学年なので帰る時間帯も違い
一緒に帰ってくる子が居なかったようで
一人で走って帰ってきました。
「すぐに迎えに行けなくてゴメンネ…」と言いながら
せーなが無事で良かったと胸をなでおろしました。
そこから１時間以上たって、ようやく、ちいと連絡が取れ
電車も止まってしまったので学校に避難する事になり
駅から学校へ向かうトコロでした。
学校に居れば、先生も居るし、外にいるより安心だと思い
とりあえずメールだけはマメにするようにと言い聞かせました。
そして旦那…
旦那との連絡が取れたのは、ちいより全然後です。
連絡が取れた時の旦那は、会社のビルから出て
駐車場で待機の状態でした。
地震があった頃、人の居ない準備室の天井が落ち
ビル内の壁のタイルが剥がれてきたとか…
少し大きなビルの上の方の階が
旦那の居るフロアなので
私達が体感した地震より遥かに上回る揺れだったようで
それこそ、死ぬんじゃないかってくらいの身の危険を感じたそうです。
確かに…私と電話が繋がった時の旦那は息切れしてたかも？
でも、その時は、私の方が、のんきだったんですよね
「家も壊れてないし、家に居る子供達は大丈夫だけど
ガスが止まって夕飯の用意が出来ないから
どうしたらいいの？」
って夕飯の心配をしてた（汗）
けど、テレビを見てると、そんな、のんきな事を
言っていられるような状況じゃなくなってて
旦那が必死で
「ガスは使うな！ 俺が帰るまで家にいろ！」
って言うから家に居て
旦那の実家に電話をするも繋がらなくなってて
それから段々といろんな事に不安が感じました。
で、息を切らせた旦那が帰宅。
テレビを見て大変な事になっていると確認
そして、ちいを迎えに出掛けました。
しかし、地震の影響で道路も大渋滞
普段なら車で行けば３０分そこそこで着く場所のちいの学校へも
かなりの時間がかかり、行き帰りで６時間くらいかかってました。
そして、家族みんながそろったところで一安心し
その日は、旦那と二人で寝ずにテレビのニュースを見て
一晩過しました。
夜が明けても、旦那の実家には電話が通じず
不安…不安…不安…
しかも、東北には何人か友人がいるので
不安と心配だけが募りました。
そして、ようやく連絡が取れたのが地震から数日後…
今では、心配していた友人達が無事でいてくれて
本当に本当に良かったと安心しています。
