☆★☆ウエッティのつぶやき☆★☆

最近、よくこんな事を言われます。

「ウエッティ家が良くなったのは
旦那さんが頑張ったおかげだよ～」

まぁ～確かにね
私ばっかりが頑張っても
今みたいな安定した生活にはならなかったよ？

でもね、まるで旦那ばかりが頑張ったって
そう思わせるような言い方って
聞いてるこっちは『はい？』って思うのよ。

それにね、誰かをあげて、他の誰かを
卑下する言い方って本当によくないと思う。

それを旦那に話したら旦那も『はい？』
って感じでした（笑）

だって頑張ったのは、旦那だけでもなく
私だけでもなく、子供たちだけでもないから…

私が、ちいとかげを連れた旦那と一緒に暮らし始めたばかりの頃は
旦那を初めとする、ちいとかげ、この３人の中に
一人ポツンと疎外感を感じていました。

そして、上手に処理できない自分の感情と
旦那とちいとかげとの関係性も確立したものでなかった為

自分ばかりが大変な思いをして
自分ばかりがかわいそうと思うような生活を送っていたのも確かです。


けれど、セメントのせーなが生まれ
すくすくと育つ姿に、このままでいいのだろうか？

という疑問が頭をよぎり、そうこう考えているうちにあきを妊娠。

このままでいいのだろうか？

という疑問が、このままじゃいけない！という気付きに変わりました。

なんでこのままじゃいけないのか？

それぞれの価値観でまた違ってくるので
どうなのかと思いますが少し語らせて頂きます。

私が、最初、旦那とちいとかげと暮らし始めた時
この３人の中で確立されていた親子関係（家族）の中に
ポツンと入り、私自身が疎外感を感じて
もの凄い孤独感を感じていました。

それでも、旦那とちいとかげは
私を受け入れようと頑張ってくれていたのを
今なら感謝できますが、当時は、まったくもって感謝するどころか
私の気持ちすら分かってくれてない！と自分から
この３人を拒絶するような酷い対応をしていました。

そして、セメントのせーなが生まれ
今度は、私と旦那とせーなとの親子関係（家族）の中で
疎外感を感じていたのは、ちいとかげの方でした。

当時、まだ幼かった、ちいとかげは、その疎外感を克服しようと
わざと悪いことをして、私の注意をはかるという
お試し行動的な事ばかりをしていました。

けれど、悪いことをすれば、怒られるので
それも逆効果になり、また段々と自分の居場所を失ってしまう
という悪循環の下、どうしていいのか分からず
一日中、泣く事が多かったです。

また一日中、泣く事により、それに構ってあげられなかった私は
イライラするばかりで、受け入れてあげられる余裕すらなく
当時の事を思い出すと、ちいとかげには申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

一緒に暮らし始めた当初、
ちいとかげは、私を受け入れようとしてくれてたのにね…

今の自分のまま、あの当時に戻れたら、どんなにいいか…

そして、話は、戻りますが、セメントのせーなが
成長をしていく中で、このままじゃいけない！と一番に思ったのが
子供たちの成長でした。

このままでは、機能不全家族になり
子供たちは、正常な成長が出来ない…

それこそ、極端な話、何の為に生まれてきたのかすら
わからなくなってしまう…

この機能不全家族…
実は私も、そういった家庭の中、育ってきました。

そして、大人になり、自分の姉弟達も
そういった家庭で育ってきたことにより
かなり苦労しているのも知っていました。

私も同じく、そういった家庭を自然に作ってしまっていた。

けれど、このままじゃいけない！
そう自分で気付いた事で、今は、安定した生活を送れるようになりました。

では、この機能不全家族ってなんでしょう？

分かりやすい説明が書いてあるので
その説明を貼り付けます。

機能不全家族とは…↓
『機能不全家族Ｗｉｋｉ』

読んでみると、結構、ドキっとする事が書いてあります（汗）

このような事を学び、実際の生活の中で
ちいとかげが求めるものを知り
今のウエッティ家があるのです。

もし、私と旦那がこの事を気付きもせず
ちいとかげの成長とせーなとあきの成長に無関心だった場合、
きっと今でも、ちいやかげは、自分の居場所を探し続けていたか
もしくは、諦めてしまっていたかもしれません。

ちいとかげも、もともとは、この機能不全家族の中で
育ってきた経歴もあり、二度目のお母さん（私）にも
同じような対応をされ、凄く心苦しかったと思います。

けど、みんなで、このままじゃいけない！
そう気付いた今となっては、
安心していられるのは、このウエッティ家なんです。

例えばね、ちいやかげが私を受け入れる努力を
してくれなかったら、どうだったでしょう？

ちいとかげからしてみたら、私は他人なんですよ？

でも、ちいとかげは、自らに生活力がない為に
受け入れざる負えない人…

だから、私が、ちいとかげを受け入れられなかった当時は
本当に辛かったと思います。

けれど、その受け入れてもらえない事に対して諦めることなく、
『私達もウエッティちゃんを受け入れるから
どうかウエッティちゃんも受け入れて！』
というシグナルを発していました。

そのシグナルをキャッチできたからこそ
お互いの関係性もよくなり今に至っていると思っています。

ウエッティ家の１０年分の歴史の中では
まだまだ、いろいろな出来事がありました。

ただ、今回、こんな事を書いたのは

先に書いたコレを↓
「ウエッティ家が良くなったのは
旦那さんが頑張ったおかげだよ～」

言われたからです。

別に腹が立ったわけではないけれど
何を思ってこんな事をいうのか理解できなくて…

ましてや、ステップファミリーですよ？

血のつながりのない、他人同士の寄せ集め。

それぞれの気持ちを理解し合わなければ
それぞれの存在を認めるよう努力しなければ
成り立ちません。

大人のエゴだけでは
子供たちはきちんと成長しませんから…

きっと私のような立場（継親）の方には
反感をくらうかもしれませんが
ウエッティ家は、こういったやり方で
今の安定した生活が送れるようになり
子供たちも自分の居場所は、ここだ！という
安心感を確立させています。

家は家。

貴方の家は、貴方の家のやり方でいいと思います。

ただ、この機能不全家族になってしまうと

子供たちだけでなく、自分も悲しい思いをします。

それだけは、頭の片隅に置いておいて頂けると幸いです。