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ウエッティ1975

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2011.06.09
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離別親と子どもの面会交流の問題で、
子どもの暮らす家庭がステップファミリーだった場合に、
面会交流の審判の傾向は、実母継父の場合では「面会させる」、
実父継母の場合には「面会はなし」となりがちな傾向がある様子。
(詳細な数値等の発表はなく、公式資料であるのはここ40年の間の6件のみだったかな?)

ではなぜ、継母の場合は「なし」になるかというと2通りに分けられる。
一つは、「家庭が上手くいっているから、その安定を崩したくない」。
もう一つは「家庭が上手くいっていないから、実母が関わればもっと関係は悪くなる」というもの。

前者は古い事例のもの。継母のことを「実の母だと思っている」というのもそこに加わる。
正直、この事例は今審判、あるいは裁判になれば「逆に子の福祉に反する」といわれる事例かもしれない。嘘で塗り固められた家庭に育ったと知った時の子どもの喪失は大きいだろう。
子どもには事実を知る権利がある。

後者のほうがより正直な感じ。現代的?
でも、そのステップファミリーの上手くいかなさの中に、
子の権利を守られているか、継母に実母のような役割を求めていないか、
そういった点を考慮しているかどうかは定かではない。

ステップファミリーの健全な家族発達とはどういうものか理解あるのか、
ステップファミリーが安定するとはどういうものなのか、
どういう尺度ではかっているのか、甚だ疑問なところがある。

そもそも、ステップファミリーの安定をイメージする時に、
大半は「血のつながった家族のような家族」をイメージしがちなんだよね。

ちょっと面白いなと思ったのは、面会交流を希望する側のお父さんが、
「上手くいっているステップファミリーもいるだろう。
そういう家庭は面会してないんだろうけど」ってことを書いてたのを見かけたやつ。
面会交流してたらステップファミリーは安定しないだろうと思いつつも、
面会することを望むんだね?とちょっとツッコミたかったけどやめた。

ステップファミリーという家族の絆。安定性。
それに対してのイメージや基準が貧困なんだよね。社会全体において。
代替することが安定だと考えがち。

「血のつながった家族」それが最上級の家族の絆だと思いがちなんだよね。
だから、上手くいっているステップファミリーの表現に
「まるで本当の親子のよう」って使うこと、多いでしょう?
私はけしてそういう表現はしないし、
そう表現している人もきっと本当はそういうことを言いたいんではないと思うけどね。

実の親子であっても最悪な関係性もあるでしょ。
実の親子じゃなくても、最高っていえる人間関係ってあるでしょ。
逆も当然あるんだけど、変なのは、
継親子で最悪だと「やっぱり」ってなりがちじゃない?(苦笑)
継親子で良好な関係でも、「本当の親子じゃない」って不安感じる人もいる。

血縁じゃなく、心の繋がり様が基準になるわけだけど、
心って目に見えないでしょう?(笑)
だからなんだか良さげ&強い表現を使いたくなるんだよね。

いかに社会一般で、ステップファミリーという家族のイメージが、
不安定(ネガティブ?)なのかがわかるよね。

安定した家族関係って、やっぱり「揺らがない」ってことなんだと思うのよ。
「この家族(チーム)のメンバーだ」っていう所属欲求が一致しているかどうか。
じゃあどうしたら揺らがないのか?って、わかる?
やっぱり、事実をどう受け止め、どれくらい積み上げているかにかかってくるよね。

でもサポートする側の社会が、「本当の親子になるには?」って視点じゃサポートどころかって話。
そんな中で、会わせる会わせないを第三者が判断する状況なわけなのよね。

継親子関係に嘘もホントもない。
実の親子関係だって、嘘かホントかなんてその関係の質に問わないでしょ。

ある日突然親になって、そこで戸惑うのも普通。
戸惑いながら親役割を模索、学んでいくんだよね。
それが最初っからなのか、ある程度育った子なのかの違い。
ある程度育った子と係わっていくことは、最初っからより難しい。
それが自然なの。

でもね、継親になろうって人の多くは、
「いい親になろう」とか「実親のように可愛がろう」って思って始めようとする、
優しい気持ちの人なんだよね。
そこから「あれ なんかおかしい」「上手くいかない」「無理なんじゃないか」って
どんどん気づいて、悩み始めることが多い。

「本当の親のように」する前に、「途中から係わる」ということを理解した上での関係の持ち方が大事。(途中ってことは、「前」も考慮する必要がある)

簡単にいえば無理をしない、求めないこと。
無理のない範囲でちょっとずつ、個人としての信頼関係を得て行く中、
家族として大人として、そして親としての信頼関係を築くこと。

信頼関係ははじめから存在することってない。
実の親子関係でも、毎日の積み重ねで育まれるもの。
継親子関係も同じ。
諦めたら成長しないのも同じ。

信頼関係でいえば、教師と生徒って例えもわかりやすい?
担任になったからって、いきなり信頼関係ある?ないよねえ。

ステップファミリーで得られた絆って、実の親子関係よりも強いと、
アメリカの研究情報ではいわれてるんだよね。
その理由、わかるよね。
実の親子関係より、すごく意識的に積み重ねていくんだもの。

話は長く、もしかしたら逸れてしまったかもだけど、
ステップファミリーの安定ってなんだろうって、
少し考えてもらえた?






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Last updated  2011.06.16 00:24:06
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