☆★☆ウエッティのつぶやき☆★☆

今年になって、２人、ウエッティ家を支えてくれていた人が
立て続けに亡くなりました。

どちらも６０代前半の方です。

一人目は、ウエッティ家が、
今、住んでいるこの地に越してきてから
ずーっとお世話になっていた、ご家族の大黒柱でもあった
おじーちゃん…

このご家族から、家族観を学び、
おじーちゃんが亡くなった後でも、
家族っていいなぁ～こういうのが家族の絆ってものだよね
っていう事を学んでいます。


そして…先日…

私が、地元でステップファミリーの支援をしたいという
活動の後押しをしてくれた方が舌癌で亡くなりました。

その方は、地元で表彰をされたりするほど
活発に活動していた方で、かげの事をとても可愛いと思ってくれたのか
自分のやっている事業の説明なんかも、かげに伝授していました。

ただね、私には少し下心があった、おじさんで
呑んでいて寂しくなるとメールが凄くて
月に１度は、会いたいとの連絡が来てました（苦笑）

旦那に相談して、会える時には、
会って呑みに付き合っていましたが
事業の話と家族の愚痴が多かったかな？

事業の話では、

「今度、障がい者の方と公園の設備をするんだけど、
どんな花や木を植えたらいい？」とか

「息子さん（かげ）の学校で、こども電気教室を開きたいんだけど
リーダーを息子さんにして、話を持っていっていいか？」とか…


公園の設備の相談をされた時、私が、

「公園の周辺は、桜の木がない場所で、桜を見るのには
坂を下って川沿いに出ないといけなくて
お年寄りや身体の不自由な方、小さいお子様連れの
行きかえりが大変だから
あの公園に桜があったらいいかも？」

って言ったら、ホントに桜の木を植えてくれた。

花壇の花のリクエストも聞かれたから
すずらんとチューリップって応えたけど
それはどうなったかは聞いてない…

来年の春になったらわかるかも…


そして、かげの学校でやる
こども電気教室。

学校側との交渉を始めたのは６月…

それが実現される事となり、１０月に開催されますが
かげが修学旅行に行っている間、
その下準備として、お教室が開かれる際に使う道具を
みんなで作った時、理科の先生にかげの分を頼んで作って貰ったと…

この話を聞いたのは、お亡くなりになった、おじさんではなく
そのおじさんと一緒に活動をしていた方から
おじさんの訃報と共に聞きました。

おじさんの訃報を知らせてくれた方は、
１０月のこども電気教室にも、おじさんは来るつもりだったらしく
かげに会うのを楽しみにしていたと言っていました。

それをかげに言ったら
「絶対に参加するから！！」と…泣くのを我慢しながら言ってた。

おじさんは、自分が隠居したら、東京の端っこの田舎に行って
自給自足の生活をしたい。
そうなった時には、かげに遊びにきて欲しい
って言ってたくらい、かげを気に入ってくれてたもんね。

エロさは、あったけど、憎めない、おじさんだった…
と旦那も言っていました。

確かにそうかも…？（苦笑）

会いたいっていう、しつこいメールを交わすのも
ちょっと面倒だったりしたんだけどね

最後に会いたいってメールを貰ったのは、お盆明けで
入院する前にどうしてもって内容だったんだけど
私が、それどころじゃなくて、ごめんなさいの返信をした。

そのやりとりのメールが、まだ携帯の中に残っていて
それを見て、あの時に会ってたら良かったのかな？と思いつつも
今は、会わなくて良かったかも？と思い始めてる。

おじさんね、私には病気の事、手術の事、病院の場所
全部、教えてくれなかった…

病気の事は、大した事ないからって言って
手術も簡単なものだからって言って
病院も、誰も来れない様に面会謝絶にするからって
見舞いはいらないって…

それを全部、訃報を知らせてくれた方から聞きました。

病名は、舌癌。
手術は、成功した。
あと数日で退院だったけど、夜中、容態が急変した。

亡くなるほんの数時間前まで、メールで今後のやり取りをしていて
亡くなる直前、３回ほど携帯に連絡があったけど出られなかったみたいですが
もし出られたとしても、おじさんはまだ口が利けないのでおかしい？
と言ってました。

その後の様子も聞きました。

容態が急変して、医者が蘇生を始めたら
ご家族がそれを止めたと…

そして、亡くなったその日、お通夜、告別式はせず、すぐ火葬場へ
訃報を聞いて駆けつけた方に、お焼香は３人までと指定。

その間、ご家族は火葬が終わるまで不在。

何とも言えない、ご家族の対応だったと…


おじさんから聞いた愚痴を思い出すと
なんかこう…家族の中で、おじさんだけ孤立してたというか
おじさんが、お金だけ入れていればいいって感じで

成人した、息子も娘も外に働きに行かないでニートっぽい生活をしてて
おじさんが娘の自立のために娘が作ったものを売る方法を教えたり
自ら動き回って売りに歩いていても娘は感謝してない様子だった。

私にも、売って欲しいとか、大量生産したいからと、
お願いされた事があって、
何度か、娘が作ったものを私のと一緒に売りに出したけど

娘は、売り上げは気にするものの、本人からのお礼は一切なかった。

普通に考えたら、おじさん通してじゃなく、本人が連絡しないと…

でもね、おじさんとご家族のやりとりって
会話じゃなくて、メールか手紙…

やっぱ、どう考えてもおかしな家庭…

それを周囲の方々も知っていましたが
最後の最後まで…そうなの？！って思った方も非常に多かったみたいです。

私は、おじさんの訃報を遅れて知りましたが
あれだけ、地元地域で、活動も活発で、お知り合いも沢山で
見送ってくれる方々もたくさんいただろうに…と思いながらも
ご家族の事情で、密葬っていうんですか？
何だか、寂しいお見送りだったので、複雑な気持ちになりました。


それにね、訃報を聞いただけなので、いまだに信じられない。

そのうち、また連絡くるんじゃないかって思って
実感がわいてこないんですよね…

亡くなったのは確かなんだけど…

今、おじさんと一緒に活動していた方が
突然の訃報で、なんの引継ぎもないまま
活動を継続させなくちゃならなくて大変だっていってたから…


そりゃ、亡くなったおじさんも自分が死ぬなんて思ってなかっただろうし
周囲もこうなるなんて思ってなかったらね

私にも何かやらせて下さいと言ったら
仕事を振ってくれましたけど…

何かね、いろいろな事が腑に落ちない？

大切な人を亡くしたのに涙も出ないんですよ…

私もおかしくなっちゃったかな？

今は、そんな感じです。