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ウエッティ1975

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2014.06.08
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カテゴリ:ちいのコト
今月から、ちいは、独り暮らしをはじめます。

大学を辞めてから1年・・・家にいながらパラサイトニートな状況でしたが、
パートナーもちいも、このままじゃいけないと気付き、
本当は、秋ぐらいを目指しての独り暮らしでしたが、
それよりも早めに、独り暮らしをスタートさせます。

家にいるのが何でわるいの?!
といい続けてきた2人ですが、このままじゃいけないと気付くために何度も話し合い、
何度もケンカをして、ようやく気付いたということでしょうか・・・

私は、少しでも早く、独り立ちをさせたほうがいいと思っていました。
大学を辞めた後、自分の進路に行き詰まりを知り、
何かをやろうにも中途半端で、それでも住む家もあり、食べるものも私が作った夕飯。

年齢とちいの発達のブレがあるのも確かなので、ある程度は許すことはできましたが
そのケアをせず、父ちゃんがいるから私もいるという考えで家にいて
他の3人の成長のことも考えられずにいたところで、せーながバクハツ。

正当化過ぎる、せーなの言葉に反発をする、ちい。


ちなみに、ちいは成人で、せーなは小学5年生です。

正しいことを言うだけが正義ではないけれど、
やはり、せーな的に見ても、私とちいの言い争いを聞いていて、
今まで散々、せーなのママに世話されておいて、実母とも会ってるのに
そっちがダメで、こっちならいいからと、一緒にいてまだ世話をしているのに
罵倒するのはよくないって分かったのだと思います。

うちも今まで幸せそうに見えていても、そうではなくことの方が多かったです。

が・・・このままじゃ本当にバラバラになってしまう。
そうなってしまったら・・・と考えるとなるようにしかならないけれども
今のままじゃ確実にバラバラにはなってしまうでしょう。

ちいが独り暮らしをはじめて、いずれわかると思いますが、
ちいは、欠落している部分が多く、本当は、独り暮らしよりも誰かと一緒に住んでいたほうが
良い子なんです。

それに私がお手伝いをさせれば、継子だからとコキつかわれているという話をよそでしていたそうで
父親もそう見ていたので、なかなか、何かを教えられるチャンスもなく
チャンスがあるときに教えても、すぐにモノを忘れてしまうので、身につかないことの方が多かったです。


ちいの周囲の人間、特に肉親が、継母にコキ使われている、継子のちいが可哀想だと思うのと同時に
ちい自身もその言葉に甘えて、なぜ、私がこんなことをしなくちゃいけないんだとか、
そんなに自分の事が嫌なら、せーなとあきをつれて出て行けと言ったりとしていました。

世間一般からしてみたら、何?と思われるような行動や言動は当たり前だったんです。

社会的には、成人。
そういったことも分かってないような気がしていました。

常に、せーなとあきと対等・・・
私は、発達のブレは認めてあげられていますが、ちいの両親共に認めていないような気がします。

現に、ちいは何も心配ない子だと・・・

そう思いたいのは分かりますが、このままではいけないということも理解して欲しくて
何度も話しました。

話し合いではないです。

人の話も聞かないので。

そういった父親やちいの態度にも嫌気がさして、自分だけが我慢すればいいと思っていたけれど
我慢をしていたのは、私だけじゃなく、せーなもだったのです。


それで、このままの生活を続けてしまっていては、関係性も危うくなります。

せーなも友達から
「どうして、せーなちゃんのお姉ちゃんは、成人していて、大学も行ってないし、
アルバイトだけしてるの?大人になったら仕事をちゃんとしなくちゃダメなんでしょう?」
といわれてしまったそうです。

せーな自身、そういった言葉は敏感に捉えてしまいます。

ですが、今回の自立は、ちいにも外へ出たいという希望もあり、現実化しました。

もちろん、心配なことは多々あります。

発達のブレがあるということを知ったら、大家さんも貸してはくれなかったかもしれないので、
ここからが、ちいの戦いです。

けどね、できない事があって、頼りにしてくるのなら、手助けはします。

実母には、その辺りのことは期待できないようなので・・・

これからは、更に人としてできることを明確にやっていこうと思います。

なので、決して、自立の邪魔をしてはいけないと心に決めて・・・・


昨日も、お向かいの方に娘が独り暮らしをするので・・・と言ったところ
「りっぱだねぇ、えらいねぇ」と言われました。

それが、世間一般の捕らえ方なんですよね。

パートタイムのアルバイトをしても、家にお金を入れるのが当たり前で、
それが家族への協力だと思えず、家にお金を入れているから、何してもいいと
踏ん反りかっていた、ちい。

そのちいにお金を貰っていることに対して、自分がやるべきことを忘れてしまって、
そこに甘えつつも、もらう方がおかしいと罵るパートナー。

そんな生活を続けていたら、下がおかしくなるのでないかと、
いろいろと試行錯誤はしてきました。

けれど、シコリばかりが残ったままです。

今年は、かげも受験生です。
若干アスペな部分があるので、このように家の中が荒れているときの逃げ場所は
勉強をするという行為に向けます。

成績が上がるのは悪くはないです。

しかしながら、世の中に出てしまえば、社会的ストレスに負けてしまう子です。

空間把握能力、人とのコミュニケーションがなかなかとりづらい子。

小さい頃からそうでした。

そのかげの良いところを伸ばしてここまで来ましたが、かなりも妨害もあり、集中できないことも多かったというのも確かかな?

なので、かげは今、独り部屋に籠もり受験勉強をしています。

あきも不安定になると、喘息が出てきてしまうので、気候と共に要注意なんですけどね。

常備薬は、必ず持たせています。


今、一番、問題なのは、せーなと父親の関係でしょうか。

父親と子ども・・・接点がないとなかなか寄り添えない関係でもありますが、
そこを修復しない限り、心の底から、父親を頼りにしようと思えない状況だったりもします。

なので、パートナーは大変ですが、これもまた継続し、親子の関係を確立できたらいいなと思います。


また、ちいが独り暮らしをはじめたら、残されたもう一人の継子である、かげ。
そのかげが、疎外感を感じることなく生活をさせていきたいとも思ってます。

ちいはちい。
かげはかげ。

同じ継子でもそれぞれが違う人間です。

かげは向上心、好奇心が旺盛なので、やってみたいことは誰に何を言われてもできる子。

ちいは、人に流されやすい子。

だからこそ、ちいは、何もできない、しないままここまできてしまいました。

言い訳かもしれませんが、私も何もやらせるな!
ちいは何もしないでいい!
という環境では何もできない子が育ってしまいます。

主に継子を可哀想な子に仕立てあげてしまうのは、継子を引き取った親族の言葉です。

私も、もう少し強かったらよかったんですけどね。

そうはいかない状況だったのも確かです。

まずは、父親の考え方が変わらない限り、ちいは継子だから可哀想というだけではなく
成人した大人になって不憫だな・・・と思われるような子になってしまう。

それを見据えてぶつかってきても、理解できない相手にかける時間のほうが
正直、もったいないです。

自分で気付かない限り、人は変わりませんから・・・・

なので、ちいが独り暮らしをした後、また新たに再出発をすると私は思っています。

これ以上、この家にいても変化もなく、それぞれの関係性が悪くなる一方なので・・・

ちいが独りで暮らしていくのに心配なのは、安定した収入がないことくらいでしょうか。

他は、自分で考え、あきらめずに生活してもらいたいです。

継子である、ちいを手放して、やっと開放されたとは思っていません。

私たちの関係もこれから別の形で再構築していくので。

現に今は、お互いにほっとしている日々にもなっているし、
出て行く、出て行かない・・・というようなやりとりもなく、
新しい門出なので、応援したいと思っております。














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Last updated  2014.06.08 23:28:46
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