結婚式当日の話が途中で止まっていますWhat!!です。
・・・すみませんｗｗｗ
最近、ショッキングな出来事がありまして・・・
どうも妻が現地で手術をする事になりそうですwww
まあ、あまり暗い話をしてもなんですから、これに
絡み実体験からくるフィリピンの病院事情の話でも
したいと思います。
＊ご注意事項
わずか1度の経験でしかも継続中事象の為、
正確性にかける部分もあります。
世間話程度にお読みください。
フィリピンには、病院（ホスピタル）と呼ばれる所
とクリニックがあります。
クリニックは、医療診断・医療指示のみで基本的に
は治療は行いません。病院はそれに検査・治療が
加わります。
検査・治療には、薬や検査技師によって機械をつかい
おこなっています。
薬については病院とクリニック共に、そこでは売って
ません。通常の調剤薬局で患者が購入します！
（大きな病院では、中に間借りで薬局があったり併設
していたりします）
もちろん日本の調剤薬局と同じように、処方箋なしで
購入できる薬品と、それがないと購入できないものが
あり、医者から出してもらった処方箋を持って購入に
いきます。
因みに昔から同じルールはあった様ですが、以前は
処方箋がなくても調剤師に相談してけっこう購入
できちゃったみたいです。
が、今現在はかなりルールが徹底してきたらしく、
大手チェーン店では処方箋が必要な薬は、それ無しで
売ってもらえない様になってきたようです。
（また、調剤薬局の規模により扱っていない薬なども
あり、薬によっては複数の薬局はしご購入が必要な
場合もあります）
このシステムから解る通り、日本のシステムとはかなり
異なります。患者本人が自由に動けない状態であった
場合、当然購入に行くことができないですから、家族
などの補助者が付いているという前提でのシステムに
なっています。
もちろん緊急の場合には、病院でも薬品は準備してある
ようですが、あくまでも緊急の場合のみということで
通常の外来受診や計画入院では使ってもらえない物が
多いそうです。
次に、病院の診療費です。
日本の病院では、診療費や薬価などある程度決まりが
あり、それほど大きな差はありませんよね。
でもフィリピンの場合は異なります。医者により
診療費も全然違います。
＊薬価について
薬代...全然違いますwww。もちろん薬により日本の
方が安い場合と高い場合とありますが、日本の
場合には健康保険により、だいたい3割負担ですから
払っている感覚は、フィリピンの方がかなり高いです。
色々なことが絡みますので、一概には言えませんが
その違いを例にすると、前回渡比の時に妻の薬を
買った時の物だと日本での薬価は１錠あたり約260円
ジェネリックだと60円位でした。しかし向こうで
購入した値段は、1錠あたり180ペソ（約450円・・・
約2倍～8倍）単純に日本の場合には3割負担だとして、
実際に財布からその都度支払う金額は、1錠あたり
18円～78円ですから、その差額から感じる金額の
高さは、私が買った薬の場合には、日本の6倍～25倍
という感覚になります。
ですから例えば同じ病気で日本の病院に行って診療代
と薬代に1500円払いました。3割として保険なしの
場合には5000円位なんだろうな～と予想していると、
日本円にして診療代と薬代で数万円...ということも
十分ありえるわけです。
その表れというか、大きな病院の中のシステムですが
大きな病院では、各診療科が分かれているだけでなく
同じ診療科でも、それぞれの先生がそれぞれオフィス
を構えています。
解りやすくいうと、日本のデパートみたいな感じです。
日本のデパートは、各階がそれぞれ女性物カジュアル
やフォーマル、男性物フォーマルなどなど分かれて
いますよね。そして、その階にいくと各ブランドの
スペースが区切られてあって、それぞれが営業して
います。
そして共有スペースとして、そのデパートの売り場が
あったりしますよね。
同じです。共有スペースにあたるのが、病室や検査室
であって、医者はそれぞれ個別にオフィスを構えて、
それぞれの診療報酬で診察を行っています。
当然共有スペースにあたる施設をつかう場合には、
その病院で決められた価格ですので（病院により大きく
違ってきます）どの医者でかかっても同じ料金ですが、
診療費や治療費などは異なります。
つまり大きな病院であっても、医者は半個人事業者の
感覚です。
＊グループ診断
オフィスによっては、その先生が複数人の別の医者
を雇っていたり共同でやっている場合があります。
代表担当医は一人ですが検査結果の診断を複数人の
医者で行って相談して病気を判断する方法をとる
オフィスもあります。ある意味そのようなやり方を
とる先生の場合には、日本より進んでいるかもしれ
ませんね～。私の妻の場合、このような方法でした
ので、大きな病院にくる過程の中で色々ありました
から、ある意味安心する事ができました。
＊医者の病院掛け持ち
人気のある先生の場合には、その病院だけでなく
２～３の総合病院にオフィスを構えて曜日により
それぞれの病院で勤務しているお医者さんがいます。
これが私の妻の場合、のちのちビックリする提案を
医者からうける原因になりました・・・。
病院の窓口はじゃあどうしているのかというと、それも
デパートと同じ感じです。
デパートでも各ブランドで購入しても、そのデパートの
POSシステムをしようして、デパートのポイントカード
なんか使えますよね（支払いはその場ですのでちょい
違いますが・・・）
同じように、支払いは各医者からの請求と病院としての
請求が一緒になった状態で、窓口（POS？ご強引に
えてるか？？？）で支払いします。
（あまり良い例えじゃないですね～すみません）
これらの状況により、当然診療に行く場合も異なります。
これも日本のデパートの総合サービスカウンターと同じ
ような感じです。
初めて訪れた場合、先ず聞かれるのはかかりつけの医者
の名前、つまり病院内の道案内、もしくは予約の確認を
しようとします。
そこで初診である旨をつげると、簡単に症状をきいて
その診療科の医者の中からどの医者がいいのか聞かれ
ます（メニューのようですwww）もしも医者も決まって
いなくどの診療科にしたらいいのか解らない場合には、
受付のスタッフは、総合診療科の先生の中から、
どの先生がいいか聞いてきます。更に、そこで自分で
決めない場合には、そのスタッフが、その日の込み具合
や自身の症状判断により先生を推薦してくれ、それで
OKならその先生の当日予約をコンピュータに入力して、
オフィス（？？？いいのかこの表現でwww）までの道案内
をしてくれます。そして、その先生に一度診察して
もらってから、その総合診療科の先生の判断で
専門診療科を決めて貰い、更にその先生の知り合い？
の該当診療科の先生を推薦され、そちらで改めて受診
という流れになります。
つまり、紹介や知り合いのいない状態で大きな病院に
行くと、医者ではない病院のスタッフが病人の振り分け
を各医者に行っていますので、必ずしも良い先生に
あたるとはかぎりません。大きな病院だからといって
全部の先生が優秀だとは限りません（日本の病院より
大きなばらつきがあるようです。妻親戚の個人病院先生
曰く）できたらその病院の誰先生を指定して大きな
病院に行くことが安心して病院にいける重要な
ファクターになってくるようです。
長くなりすぎですので、ここらへんで。
そのうち、地方総合病院と個人病院の違いや、
ビジネスライクな病院経営のはなし、実際の手術の
話や、ビックリする医者の営業の話などしていこうと
思います。
って何時だ！っていうのはごめんなな～いwww
＊急ぎ知りたい方は、正確性に欠ける話であるという事を
認識して単なる情報として急ぎ知りたい！という程度の
要望でしたら、個別にメールしますのでブログの私宛
メールまでご連絡ください。妻や身内が病気や怪我
などで心配な気持ちは、非常にわかりますので私の
知りうる所で出来るかぎりですが情報は発信します。
