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採骨にて
火葬場で、父とどたばた別れた後、くつろいでいるうちに 採骨の時間になりました。 子どもらに「これがじいちゃんだよ」と言ってわかるかな 骨だけの姿に怖がらないかな…などなど思いつつ、採骨部屋へ。 係の人にあれこれ説明を聞きながら、採骨開始。 まず、姉(喪主)からスタート。 そして義兄、私、家族、伯母、いとこへ… しかし、まだまだ骨壷にゆとりがあり、大きい骨を入れていいですよとのこと。 すると我が子たちはそれならば…といきなり大きい骨を持ち出す始末。 あれは大腿骨だったかなあ。 一人が大きい骨を拾うと、続く二人も大きな骨を狙い、 あっという間に壷はいっぱいに。 係りの人「…これがのど仏です…」 見事に仏様の形をしていました。 義兄いわく、焼く温度によってきちんと形になったり崩れたりするそうです。 悲しさは全くなく「へ~っ、仏様の形してるねえ」と感心するわれら。 そして、のど仏を入れて、最後に頭蓋骨でふたをするとき、 どう見ても壷のふたはしまりそうにありません。 係員さん、どんどん骨を入れて大丈夫と言っていたけど、 ふたが閉まんないじゃないのよ…と思いきや 力づくで頭蓋骨を押し付ける係員。 そして べきべきっ! 鈍い音が… 多分、きちんと焼けあがったのど仏も今の行為で崩れたことでしょう… 納骨のときに、和尚さんの許可があれば、ちょっとのぞいてみたい… あ、骨は我が家にあるから、勝手に覗いてもいいのかな? ちょっとのど仏が気になるのでした。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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