子育て母さんで終わりたくなくて

今日は子どもたちのラグビーチームのバザーがありました。


バザーの売り上げはラグビーチームの運営費になります。

その運営費のためにも、みんなで家の不用品を持ち寄るのですが
子どもたちに500円ずつ握らせていたところ
１円のおつりも出さずにあれこれ買っていました。


子どものカードゲームや、シャーべットの型など
いろんなものが売りに出されて、おもちゃをホクホク買う我が子達。


普段、お金を持たせないだけに、買い物に燃えていたようです


長男はやたらと買い物をしていたので、ちょいとお小言の私。


私「お金を全部使い切らなくてもいいんだよ～」


長男「ちょいと考えがあってさ～」


帰宅のとき、長男がこっそりと急いで家に上がってました。
そうと走らない私たちは玄関で長男を探す始末。


鍵がかかっているので、玄関をたたくと長男の顔がひょっこり。


夫は「鍵をかける奴があるか～！」とカミナリ。


普段は鍵をかけなくて、私から注意を受けるのに、
なぜ、自分から鍵をかけたんだろう…？


すると、長男が「おれ、バザーでみんなにプレゼントを買ったんだ」
こっそり教えてくれました。


長男の話によると、バザーでみんなに使えそうなものを選び
全員に買って、長男からのクリスマスプレゼントにするんだとか。


次男、長女、夫には内緒だよ～とのこと。


つまり、長男は家族の部屋にプレゼントをこっそり置くために
玄関の鍵をかけていたというのです。


夫にはネクタイ。
私にはエコバッグ。
次男にはランドセルカバー。
長女にはミニーちゃんのぬいぐるみ＆パズル。


「おい、部屋に何かあったような気がするけど…」


なんて、長男が白々しく言うと、次男、長女が部屋を覗いて
「プレゼントだ～！」


それぞれの荷物を置くところにプレゼントがあり
それをみた次男と娘は大興奮!!


プレゼントはバザー価格で10～100円のものばかり。
でも、長男がみんなのことをあれこれ考える姿を想像すると
とてもうれしくなるのでした。


今朝は兄弟げんかばかりでうんざりしてましたが
優しいところもあるんだな～


一年にほんの数回ある、「子育てしてよかった～」と思える、
貴重な、貴重な、うれしい体験でした。