ワールドハンターブログ

イタリアに住んでると、日常的にサッカーの話をききます
日本の野球みたいで、8時のニュースとかで、誰がどんな賞を
もらったとか、結婚したとかやってます。

さて、今日はACミランの　マルディーニさん　の話。

先週の日曜日に引退セレモニーがありました。彼は現役時代を
ACミランというクラブチームだけで過ごし、まあ、有名な人です。

ウディペキアでも彼のこと載っているので興味のある人は見てください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%AA%E3%83%AD%...

その引退セレモニーで、一部のファンから罵倒されたみたいですね。
過激なファン（ウルトラと呼ばれる）人たちで、何年も前に
チャンピオンズリーグでリバプールに負けたとき、空港でファンが
罵声を浴びせたときに、きつく言い返したことが発端らしいのですが。

言いたいことがあれば、引退セレモニーであろうがなんであろうが
関係ない、効果的な一撃（反撃）って感じなんでしょうか。

なんかそこまでしなくてもいいのに、って他人事ながら胸が
痛くなりました。イタリア人ってほんとこういうこと執念深いです。

でも、先日の今年のチャンピオンズリーグ決勝がローマであり、
バルセロナが、マンチェスターユナイテッドに２対０で勝ちました。
試合の後で、バルセロナの監督、グアルディオラが、

「この優勝を、イタリアのサッカーに、特にパオロ・マルディーニに
捧げます。彼は25年間ヨーロッパサッカーの憧れでした。
引退するということですが、気が変わったらバルセロナでプレーしてほしい」
とコメントしていたそうですよ。

イタリアに限らず、ヨーロッパのスポーツ選手って、時々こういうこと
さらって言いますね。なんか、知り合いでもないのに、マルディーニ、
よかったねぇ、って感動しちゃいました。

レベルが高い人ほど、人にやさしく、余裕があるって感じなのかな。
イタリア、ヨーロッパのトップレベルには時々こういう人がいて
やっぱすごいなっって思います。