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September 22, 2004
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カテゴリ:つぶやき系
今日夕、埼玉県などが主催する「さいたまタワー実現大集会」というイベントがあり、さいたまスーパーアリーナへ行きました。600メートル級の新タワー誘致に向け、県全体が一丸となってアピールしているのを見届けるためです。

きっと仕事でなければ行かなかったでしょう。小雨の降り続く中、お祭りのような催しに参加するのは面倒です。しかし、わずかでもサラリーを失いたくないので、電車に揺られ、さいたま新都心(さいたま市中央区)まで、のこのこと出掛けました。

たいていの場合、官庁や自治体の催しはセレモニーが長く、途中で飽き飽きします。国会議員らが何人も登場し、延々とスピーチする姿をよく見ました。ただ、この集会に限って言えば、テンポ良くスケジュールを進めており、なかなか楽しめました。

中でも、タワー誘致にちなんだ小・中学生の絵画コンクールが印象に残りました。それぞれ一作品づつが最優秀賞に選ばれ、ステージ横の大型スクリーンで紹介されたのですが、いずれも心へ訴えかけるような絵でした。

一枚は、天まで届きそうなタワーの窓から、身を乗り出し、笑顔で手を振る人たちを描いたもの。空の青さが目に焼きつきました。もう一枚の絵は、タワーのふもとで、にっこり微笑む少女を描写しており、背景の森の緑が鮮やかです。

2枚の絵が、それぞれ画面上に映し出された瞬間、会場中に溜め息のような感嘆の声が響きました。アリーナを埋め尽くさんばかりの観客のうち、数多くの人たちが感銘を受けたのは疑う余地もないでしょう。確かに、それほどインパクトのある絵でした。

それにしても、子供たちの絵をタワー誘致に利用するのは、実に効果的なやり方です。埼玉県に住んでいない僕ですら、つい心を動かされ、絵に描かれた夢を実現してもらいたいと感じそうでしたから。

ただ、こうした手法は、タワー誘致に限らず、よく使われれます。イベントに行けば、必ずと言って良い程、小、中学生を対象とした絵画コンクールが開かれているからです。そこからすると、絵の素晴らしさもさることながら、それを利用する大人たちの狡猾さについても、評価すべきなのかもしれません。。。

【用語説明】
さいたまタワーは、東京タワーに続く電波発信塔として、今年3月から、埼玉県やさいたま市などが誘致に乗り出しているものです。テレビを携帯電話で観るなど新世代通信に必要とされるほか、同県のランドマークとして、大きな経済効果が期待されています。

【参考】
さいたまタワー実現大連合のページTOPで、さいたまタワーのイメージ(アニメーション)を見ることができます。





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Last updated  September 23, 2004 04:18:30 PM
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