今日、見知らぬ女性の笑顔と、大先輩の言葉に救われました。愚図ついた天気とマンデーブルーのせいで重苦しかった気分を、和らげてもらったのです。いずれも、まったく偶然の結果でしたが、深く感謝しています。

笑顔は、たまたま路上で、すれ違っただけの女性が浮かべたものです。まったく知らない２０代半ばくらいのＯＬでしたが、思わずクスッと出た、自然な微笑みが印象的でした。携帯電話の画面を見ていたので、きっと知り合いから面白いメールでも受信したのでしょう。とても楽しそうな表情で、つい癒されました。

言葉は、会社の生き字引でもある、Ｓさんからもらったものです。窓の外を見ながら、「明日も降るんですかね」とつぶやいた僕に、「秋の長雨って言うからね」と、Ｓさんは穏やかな表情で答えました。実に情緒ある表現で、季節を楽しむという感覚を思い出させてくれました。

憂鬱な気分で心を一杯にさせていると、気分転換のきっかけを見落とししてしまいます。そのため、気の重い時ほど周りをよく見回し、五感をフルに働かせることが大切と言えるでしょう。たとえ些細な事でも、自分の捉えようで「癒しのツール」に変えることができるのですから。。。

、、、と、いつもなら周囲の知り合いたちに話して聞かせるところです。しかし、今回はやめておくことにします。毎回あげ足を取り、からかおうとする人たちに語るには、あまりにも惜しいからです。これで反省を促しましょう。

まったく効果なさそうですが。。。

【参考】

福沢諭吉著『学問のすすめ』にタイトルのヒントを頂きました。無理矢理！？


「ショーン＝写真」とＴＯＰの「ちょび」も、僕の大切な癒しのツールです。こちらは、もちろん非売品です。