【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

Freepage List

October 1, 2004
XML
カテゴリ:映画系
今日、ウィル・スミス主演の映画『アイ、ロボット』を観ました。学生時代、原作を書いたアイザック・アシモフの研究をしたことがあるので、オリジナルとの間にギャップこそ感じましたが、作品そのものは、なかなかの仕上がりという印象です。ストーリー展開もテンポ良く、エンディングまで存分に楽しみました。

CGを駆使した映像の素晴らしさだけでなく、話の流れを明確にしたところが、この映画の良さでしょう。話題の中心が最後まで逸れず、ロボット嫌いの人間と感情を持ち始めたロボットの「心」の触れ合いという点で終始一貫しています。主人公とヒロインのキス・シーンさえ一切なく、要らぬラブ・ロマンスは省いた感じです。おかげでストーリーに集中できました。

同様に感じた人たちも多かったようです。ヤフーJAPANのユーザーを対象とした映画レビューを調べると、過半数を超える人が、この映画を高く評価しています。そのうち、出演俳優や女優の評価よりも、むしろ内容に対する意見が大半を占めました。「金を払ってみる価値もある」という絶賛のコメントもありました。

一方で、先の展開が読めるし、「ウィル・スミスのための映画」と、ばっさり切り捨てた感想の人たちもいました。主人公以外、存在感のあった登場人物がいないという思いから、「こんなにつまらない映画を観たのは久しぶり」、「レンタルでも借りたくない」と厳しい判断を下したようです。

それにしても、原作のアシモフは草葉の陰で、さぞかし喜んでいることでしょう。好評であれ酷評であれ、50年以上も前に書いた作品が、これほど注目されるとは想像もしなかったでしょうから。もちろん、僕にとっても嬉しい限り。ずっと以前に、原作を読んでいたという先取り感があるためです。

ある知り合いに、この気持ちを得意気に伝えたところ、一言:

「ふ~ん。そうなんだ」

先取りによる優越感など、あっという間に崩れさることを思い知らされました。。。

【参考】
イノセンス( 著者: | 出版社: 徳間書店 )
ヤフーの映画レビューでは、『イノセンス』という作品のパクリという意見もありましたが、僕は同作品の内容を知りません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 5, 2004 02:22:30 PM
コメント(2) | コメントを書く
[映画系] カテゴリの最新記事


PR

Free Space

設定されていません。

Archives

October , 2024
September , 2024
August , 2024
July , 2024
June , 2024

© Rakuten Group, Inc.