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テーマ:今日の出来事(291775)
カテゴリ:つぶやき系
僕にとって早起きは難敵ですが、7日早朝の目覚めは、それほど悪いものでもありませんでした。昨晩から、ある程度の覚悟があったからでしょう。6時前に、もそもそと暖かい布団を脱け出し、淡々と顔を洗い、着替え、そして準備した後、出掛けました。
見上げた空が、とても澄み、高く感じたのを覚えていますが、いつもと変わらない空でした。歩き出すと、昨晩の酒残りは軽く、むしろ肌寒い秋の空気が気になりました。しかし、この季節の朝ならば、当然のことです。くわえたタバコがフィルターに達しそうになる頃、駅に着きました。 自動改札を抜け、電車に乗ると、急に生暖かい空気を感じます。疲れた表情をしたサラリーマンがいっぱいで、外気の爽やかさと正反対の雰囲気を醸し出していました。壁に寄り掛かり、疲れを癒そうとするOLが、揺れるたびにメガネをぶつけ、カチカチと乾いた音を立てています。 無感動な朝。機械的な動作。淀んだ空気。かつて観たフリッツ・ラング監督の映画『メトロポリス』を思い出しました。一部の富裕層の幸福を支えるため、地下都市で、マシンのように働く労働者たちの環境が、今朝の僕とだぶって見えたからです。そして、つい薄ら笑みを浮かべました。 目に映るものについて、わざとネガティヴに捉え、反乱前夜のテロリストの視点を想像して遊ぶ「革命家ごっこ」も、なかなか時間潰しとして面白いと。。。 【参考】 僕がフリッツ・ラング監督の映画『メトロポリス』を観たのは学生の頃でしたが、いまだに記憶が鮮明です。ちなみに紹介したのは、アニメ版で、りんたろうと大友克弘の両氏が手掛けた作品のようです。 革命家と言えば、僕の中で、チェ・ゲバラです。結構、このTシャツを着ている人たちを目にするんだよなぁ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 14, 2004 07:37:12 PM
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