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テーマ:最近観た映画。(39930)
カテゴリ:映画系
観ずに返却しないで良かったです--。16日、トビー・マグワイア主演の『シービスケット』を観て、そう思いました。いろんな人たちの評価が二分する中、僕自身はなかなか楽しめたからです。挫折を乗り越える登場人物の姿が印象に残りました。
この作品について、かつて映画CMを観た時に感じたほどの興味はなくなっていました。見逃してから時間が経ち過ぎたせいでしょう。ヤフーJAPANのユーザーを対象とした映画レビューで、それほど高い評価を得なかったことも、薄れていく興味のスピードに拍車をかけました。 ただ、実際に観ると、僕の中での評価は一変しました。最初こそ、もたつくイメージを抱いたものの、うだつのあがらない登場人物たちが、陽の目を見て、成功を収めていく場面が続くと、どんどんストーリーに引き込まれていきます。 中でも、絶頂期に事故に遭い、再起不能と言われる騎手ジョニー・ポラード(Tマグワイア)の姿が心を揺り動かしました。ほんのわずかな復活に望みに託し、黙々とリハビリするジョニーの様子に、目頭が熱くなるのを抑えきれません。 自覚していなかったのですが、僕はどうも、「苦難を乗り越える」というテーマに弱いみたいです。振り返ってみても、周囲の人たちに「出来レースみたいでつまらない」と不評だった、シルベスター・スタローン主演の『ロッキー』などでさえ、単純に楽しめた記憶があります。 ある知り合いに、映画『シービスケット』で感動したとメールで伝えました。すると、こんな返事が戻ってきました: 「作品の趣味は相変わらずだねぇ」 僕の映画の趣向について、よく知らなかったのは自分だけだったようです。。。 【参考】 当時、夢中になったSスタローン主演の『ロッキー』です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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